「何度面接を受けても落ちてしまう…」とお悩みの方も多いかと思われます。自分の中では完璧に受け答えできたつもりでも、その熱意が面接官にうまく伝わっていないことも落ちてしまう要因の一つです。
また、業種により、欲しい人材が異なるという点も知っておいたほうがいいでしょう。実は、自分が求人の面接で落ちたのは、能力の問題ではなく、それ以外の理由だった。ということも大いにあるのです。
今回は居酒屋の求人に絞って、面接で落ちる人の共通点についてご説明致します。
居酒屋の求人の特徴
居酒屋は人気の求人ですが、他業種に比べると落ちる確率はそれほど高くはありません。しかし募集中だからといって、誰でも受かるわけではないのです。なぜかというと、他の飲食業に比べ、求人に応募する方の人数も多いので適合しないと判断されると、たちまち不採用となります。
また、お店の規模やシーズンによっても受かりやすさは違います。
倍率が高い人気の居酒屋、少数精鋭で営業する個人居酒屋、料亭のような居酒屋、卒業・入学シーズン後で人材を十分に採用した直後などは、採用されにくいでしょう。
反対に繁忙期の前だったり、お店の売り上げが上昇しているとき、世間の景気が上向いているときなどは採用されやすくなります。
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居酒屋の面接で落ちる理由
面接で落ちる理由は先ほど挙げたお店側の理由も大きいのですが、求職者側の問題であることもあります。居酒屋という仕事に向いていないと判断される例として以下が挙げられます。
言葉遣いがおかしい
居酒屋は言うまでもなく接客業なので、丁寧な言葉遣いが求められます。面接時に「そうっすねー」「〜でもよくない?」などとタメ口をきくと、面接官の心象はかなり悪くなります。
自己中心的な言動が多い
「疲れることはやりたくありません」「クレームには反論します」など、お店の利益を考えず、自分中心の言動ばかりすると、採用されにくいでしょう。勤務時間中はお店の一員として、精一杯貢献するという態度が求められます。
性格が暗い
性格は必ずしも選考に影響を与えるわけではありませんが、居酒屋に勤務するのなら、明るい性格のほうが好まれる傾向にあるのは確かです。普段の性格を変える必要はないので、面接のときだけでも笑顔で話すように心がけましょう。
お店側が必要としている日・時間帯にNGを出す
せっかく優秀な人材を採用しても、必要なときにいないのなら意味がありません。よほどの理由がない限りは、面接時に勤務日程でNGを多くだすのを控えるのが無難です。
面接時の印象は悪くないのに、なぜか不採用になるという人はこのタイプが多いので、今一度発言内容を見直してみましょう。
居酒屋の求人に受かりやすくなる方法
面接時に明るくはきはきと敬語を使って受け答えする。勤務の希望日を聞かれてもNGは極力出さないということが大切です。もちろん、これらがきちんとできても、お店側の都合で落ちてしまうことはあります。
店舗を変えてもいいので何度も受け続けることも大切です。
まとめ
居酒屋の求人、面接で落ちる人の共通点についてご説明しました。
どうしても働きたい店舗を見つけたら、客として何度も通って企業分析するというのも大事です。面接時に、客として素直に感じた印象などを店主に話すことで、熱意が伝わることもあります。
逆に小手先の対策を何度しても、肝心の熱意がないと店主の心には響きにくく、不採用を重ねることになりかねないので気をつけましょう。