仕事をしていると、どうしても他人のペースに振り回されイライラが募るときがあります。これが後輩であれば対応もしやすいのですが、上司や先輩であれば直接注意するわけにもいかず少々厄介です。
飲食店で考えられるケースとしては、「接客などの仕事を自分にばかり押し付ける」「上司の仕事を肩代りさせられることが多い」など様々考えられます。
しかし、ムキになって上司の行動を注意するのも、職場内の空気を濁しそうで憚られます。このようなときどのように対応するべきなのでしょうか。
今回は飲食店の上司と円滑な関係を築くコツをご紹介致します。
飲食店の上司の性格
令和の時代になり、多くの業界で理不尽な上司は減りつつあります。教育業界も一昔前は体罰が当たり前という空気がありましたが、最近はめっきり減りました。
もちろん、この流れは飲食業界にも波及しています。飲食店も昔は「調理は見て覚えろ」というタイプの昔ながらの職人ばかりでした。しかし最近では調理も接客も高度にマニュアル化されている店舗が増えてきています。
当然、すべての店舗がそうだという訳ではありません。ただ、飲食業界も変わりつつあり、働きやすい職場づくりに腐心する経営者も増えてきました。
飲食店の上司の性格はそれぞれ違うので、枠にはめて考えない方がいいかもしれません。
上司にモヤモヤするケースとは
上司が八つ当たりする
人間は誰しも不機嫌になります。それはわかっていても、仕事のストレスをこちらに向けないでほしいというのが部下の本音でしょう。
長く働いていると「あ、今日は機嫌が悪い日だ」と会った瞬間に分かったりします。
面倒な仕事を押し付けてくる
機嫌が悪そうなお客様が来店すると「お前、行けよ」と促してきたり、疲れる仕事を押し付けてくる上司もいます。
「なんでも聞いて」と言われたのに質問して怒られる
「気軽に質問してね」と言われたのに、勇気を出して言うと怒られるケースも飲食店に限らずよくあります。
上司と円滑な関係を築くコツ
先ほど紹介した「上司にモヤモヤするケースとは」を見ると、上司側の態度や行動に問題があるケースもあります。
しかし、いくら上司が間違っているからといって、そのことを注意することが本当に自分のためになるのかは、一旦冷静になって考えてみるべきです。
飲食店の運営はチームプレイ。メンバー全員が綺麗に連携することが職場では求められます。
上司の理不尽な振る舞いを全て受け止めろとはいいませんが、軽く受け止めて、流す技術もときには必要です。つまり逆の発想として、「受け流す力を試されている」と考えてみるのがいいでしょう。
上司の気持ちも考えよう
ムカつく上司にイライラを募らせているのは大抵周りの部下のほとんどの人です。その中であなたが発想を転換させ、上司の理不尽な言動をプラス方向に考えることが出来るようになれば、コミュニケーション能力を認められ、一気に上司に気に入られる可能性があります。
上司の中には、あえて嫌われ役を演じて人を見極めようと考えているタイプもいます。仕事を押し付けてくるのも、注意するのも、結局は新人が早く一人前に成長してほしいという親心だったりもします。
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まとめ
飲食店の上司と円滑な関係を築くコツをご紹介致しました。
厳しい上司ほど、実はあなたのことを真剣に考えてくれているものです。
新人のうちはすぐに上司に楯突いたりせず、冷静に行動してみるといいでしょう。上司だけでなく、周りのスタッフからの評価アップも期待できますよ。