居酒屋は飲食店の中でも給与が高く、魅力的な人との出会いの場でもあるので人気の業種です。特に大学生の間では「居酒屋バイトがうまくこなせる人はどんな職業でも通用する」と言われているらしく、初めてのアルバイト先に居酒屋を選択する人は非常に多いです。
居酒屋は稼げる職業として非常に魅力的ですが、「深夜勤務になったら体が持つかな…」と体調面を心配される方もいます。
今回は居酒屋で健康的に働くために、深夜勤務でも生活リズムを保つ方法をご説明致します。
居酒屋の勤務時間
17時~翌朝5時までの営業時間であれば、社員は早番で入ると開店準備も含めて15時に出勤し、24時に退勤。 遅番の人は、21時に出勤し、営業後の片付けをして翌朝6時に退勤といった形が一般的です。
ただ、最近はコロナ禍ということもあり、営業時間そのものを短縮する店舗が増えてきました。しかし仮に23~0時閉店としても、片付け等があるので退勤時間は深夜となります。
けれども深夜営業のある居酒屋は他業種の飲食店と比べても給料が高めなので、多くの需要があります。
深夜勤務でも生活リズムを保つ方法
・深夜2時退勤の場合
食事は19時までに終わらせる
休憩時間は多めの仮眠をとる
帰宅後はがっつり食べず、胃に優しい食事を取る
ぬるめのお湯で入浴する
朝には起き、朝日をしっかり浴びる。足りない睡眠時間は昼寝で補う。
深夜5時退勤の場合も上記と同じように過ごすと良いでしょう。朝日を浴びるのは毎日は難しいので、休みの日は無理のない範囲で規則正しい生活をすることをおすすめします。
生活リズムを保つことが大事な理由
人間には1日周期でリズムを刻む「体内時計」が備わっており、意識しなくても日中はカラダと心が活動状態に、夜間は休息状態に切り替わります。
体内時計の働きで人は夜になると自然な眠りに導びかれます。
体内時計は毎朝光を浴びることでリセットされ、一定のリズムを刻みます。
出典 https://www.tainaidokei.jp/sp/contents/04.html
体内時計はほぼ全ての臓器にもあり、脳の体内時計からの指令で様々なリズムを刻んでいます。実は血圧の日内の変動やホルモンの分泌、自律神経の調節も、体内時計が刻む生体リズムのひとつです。
生活リズムの乱れはこれら体内時計を全て狂わせることと同義です。深夜勤務でも一定の生活リズムを維持することを意識しましょう。
深夜勤務でやってはいけないこと
徹夜
体力がある若い人はやりがちですが、徹夜をして体にいいことは何もありません。
自律神経が乱れ、不眠症などの原因になります。
夜勤前の寝だめ
寝だめという言葉は医学的に存在しません。「昨日たくさん寝たから今日は寝なくてもいい」ということはないので気を付けましょう。どうしても睡眠が十分に取れないときは、隙間時間を見つけて仮眠を取ることをお勧めします。
カロリーの高いものを食べる
胃腸に負担をかけないよう、夜勤前・夜勤明けの食事は脂っこいものや、カロリーの高いものは避け、消化の良いものを食べましょう。
深夜勤務に限らず、疲れているときにカロリー過多の食事を摂ると、肥満や生活習慣病の原因なります。また就寝前に食べすぎると逆流性食道炎になる可能性がありますので、気を付けましょう。
https://www.gourmetcaree.jp/kanto/
まとめ
深夜勤務でも生活リズムを保つ方法をご説明致しました。
生活リズムは意識することで、深夜生活でも維持可能です。最初は睡眠を規則正しく取ることから始めましょう。