パティシエの給料は実にピンキリで私たちの想定を大きく上回る高年収なパティシエもいれば、そうではないパティシエもいます。これはパティシエに限らず、他料理の職人にも見られることなので、特段不思議なことではありません。
しかしパティシエの中には他の分野の職人さんをはるかに凌ぐほどの金額を稼いでいる方も、一部ですが確かにいます。「努力しがいのある夢のある世界」だと言えます。
高年収のパティシエとそうではないパティシエの違いはどこにあるのでしょうか。
今回はこちらについてご説明致します。
年収が高いパティシエとは
パティシエの年収ですが上を見ればキリがありません。海外の有名パティシエにはプロ野球選手並みの億プレーヤーが何人もいらっしゃいます。
しかしそれは本当に一握りであり、比較として取り上げるには少々現実味に欠けます。
パティシエの世界では年収600万円~1000万円以上を稼ぎ出すと、高年収の仲間入りとなり一目置かれるようになります。
このクラスまで年収を上げる方法はいくつかあります。達成するためにはホテル等のシェフクラス、レストランのシェフクラスになることが最も現実的です。
その他では、独立して成功する、海外の有名菓子店に就職し成功を収めるという方法もありますが、実力だけでなく運やビジネスセンスも左右するため、簡単なことではありません。パティシエとしての実力以外に経営能力も求められるからです。
高年収のパティシエになるには
圧倒的な努力
パティシエに限らず、高年収の方に共通するのは圧倒的な努力量です。パティシエに関していえば、たくさんの菓子作り関係の本を読み漁り実践するのはもちろん、語学を勉強し、英語等で書かれた文献の内容も理解できるに越したことはありません。
本を買いにいくためだけにフランスに行くという人も一流のパティシエの中にはいます。本は気になった所に付箋を貼り、レシピを参考にしたり、ノートにまとめたりしています。
最新のトレンドを抑えるために、ニュースチェックも欠かしません。
失敗を恐れず常に挑戦している
大きな成功と大きな失敗は実は隣り合わせの関係です。失敗を恐れてばかりいると大きな成功もありません。
成功者に通じているのは、皆リスクを取り挑戦しているという点です。場合によっては全てを失う可能性もあったことでしょう。しかし、最終的にはチャンスを掴んだからこそ、高額な年収を得られているのです。
適切なリスク管理をしつつ、果敢に挑戦できるか。これが非常に大事です。
人と違うことをする
パティシエの人口は国内で約30万人と言われています。人と同じことしか出来なければこの中に埋もれてしまい、抜きんでることは難しいでしょう。
他人と違う発想を持ち、それを実現することこそが高年収への近道と言えます。前述した挑戦にも通じますが、まだ誰も作ったことのないお菓子作りに挑み、世の中に周知させることができれば、様々なオファーが舞い込むことが予想されます。
年収1300万円でヘッドハンティングされたというケース等も聞きますので、自分なりのスタイルを確立することが、高年収への近道とも言えます。
年収が上がらない理由
パティシエになれたことに満足し、努力を怠り、挑戦もしなければ年収を上げるのは難しいでしょう。
また、売上が低いお店ではいくら頑張っても給料は上がりません。この場合は早急に転職することをおすすめします。
https://www.gourmetcaree.jp/kanto/
まとめ
高年収のパティシエとそうではないパティシエの違いについてご説明致しました。
年収がどうしても上がらない場合は自分の努力の仕方を見直すのが第一です。しかし、ときには転職し、環境を変えることも大切です。