全国の新型コロナウイルス感染者が7月21日、初めて18万人超となり、過去最多を更新しました。東京都では、初の3万人超えとなる3万1878人の感染を記録。一時はワクチンの普及で感染は収束に向かうかと思われていた新型コロナウイルス感染症ですが、ここにきて再び勢いを増しています。
しかし、以前と違うことが一つあります。感染者は拡大傾向ですが、国民一人一人への行動制限や、飲食店への時短営業を要請しないと、現時点で政府が明言しています。
ただ、感染拡大防止対策の徹底は求められており、飲食店関係者は今後もしばらくはマスク着用での接客が求められます。
このご時世、マスク接客でも好印象を与えることができると、自然とお客様の満足度にもつながると考えられます。
今回はマスク着用の接客でも好印象を与えるコツをご紹介致します。
新型コロナ感染再拡大の原因
感染再拡大の要因として、厚生労働省に助言する専門家組織は①オミクロン株の亜型「BA.5」への置き換わり②ワクチン接種から一定期間が過ぎたことによる免疫効果の減衰③人出の増加④冷房使用による換気の不徹底—を挙げる。
BA.5は現在主流のBA.2よりも感染力が強く、欧州疾病予防管理センターによると、感染者が12〜13%増えやすい。国立感染症研究所の試算では、今月後半に全体の半分を占めるようになる。人の免疫から逃れる性質が強まり、ワクチンの効果が弱まる可能性も指摘される。重症化しやすくなったかどうかは、世界保健機関(WHO)によると、確認されていない。
出典 https://www.tokyo-np.co.jp/article/187995
感染再拡大の要因はオミクロン株の変異です。しかしながら、こちらは以前のデルタ株のように高い重症化率は確認されていないとのことです。飲食店も感染防止対策に努めながら、営業することが求められています。
聞き取りやすい声で話す
マスクの着用時は普段より滑舌が良くなるよう、口を大きく動かして、一つひとつの言葉をはっきり発音するよう意識しましょう。マスクだと声がこもったり口元が見えなかったりし、お客様が「聞き取りづらい」と感じることもあるからです。
ポイントとしては、子どもと接する場面をイメージしましょう。自然と優しい声色になり、物腰柔らかく話せるはずです。
接客の時は笑みを込めた声を意識し、抑揚をつけたりワントーン高くしたりしながら話しましょう。
目元を意識した笑顔で、いつもより大きく笑う
接客の基本は笑顔です。とはいってもマスク着用時は、普段通りに笑っただけでは目元の表情に変化は生まれにくいです。
しかし、普段より大きく笑えば、目までにっこりとした表情になり、マスク姿でも笑顔を表現できます。ちなみに大きな笑顔を作りたいときは「イー」の形で口を開きましょう。
頬骨の筋肉を、触ると硬くなるくらい高く盛り上げるよう意識してみてください。
アイコンタクトを意識
マスクで口元が見えないだけでなく、ソーシャルディスタンスが重要視されている昨今。お客様と接する時間が短くなっているため、せめて、アイコンタクトでしっかりとおもてなしの気持ちを伝えましょう。
お客様と話す時は、しっかりと目を見ることが大事です。けれども、目をじっと見られるのが苦手な方もいるので、多少視線を鼻のあたりへと時々ずらして話すといいでしょう。
https://www.gourmetcaree.jp/kanto/
まとめ
マスク着用の接客でも好印象を与えるコツをご紹介しました。声のトーンと目元の表情に気を付け、いつもより明るい態度の接客を心がけると、お客様に好感を抱いてもらいやすいでしょう。