九州の食べんといかんばい~熊本編~ 「晩白柚」
熊本県八代市の名産「晩白柚」!皆さんは、コチラなんと読むかご存知ですか?
正解は「ばんぺいゆ」です。晩白柚は柑橘類の中でも果実が大きく皮が厚いサボン類に分類されます。さらに、そんなサボン類の中でもひときわ大きいものがこの「晩白柚」です。
晩白柚の原産地はポリネシアやマレーシアとされ、日本には1930年頃にやってきましたが、
はじめは栽培に適した場所が見つからずなかなか普及しませんでした。
しかし、1950年頃に熊本県八代地方が最適地であるとされ、次第に普及していきました。
今では必要な技術や栽培方法を確立し、八代市の特産品として幅広く知られるようになりました。
晩白柚の特徴
晩白柚は大きなものでは直径25cm以上・4kgを超えるほどに成長します。爽やかな甘酸っぱい香りとサクサクとした大ぶりの果肉・厚い皮が特徴です。
また、晩白柚は保存性に優れており、皮がやわらかく食べごろになるまで1ヶ月程保存しておくことが可能です!
基本的にはそのままむいて食べるのが一般的ですが、ジャムやゼリー等に加工したり、厚い皮を砂糖で煮て砂糖漬けにすることもできます。他にも八代市にある温泉宿では柚子風呂ならぬ晩白柚風呂に入れるところもあるんだとか…
ぜひ熊本県八代市の近くを訪れた際には、身も心も晩白柚を堪能してみてくださいね♪