スーパー等で売られている「もずく」と「めかぶ」。
どちらも細くてぬめりのある海藻で、見た目もどことなく似ていませんか?そんな2種類の海藻の違いをお教えします!
もずく | めかぶ | |
色 | 黒っぽい | 若竹(緑)色 |
種類 | モズク科/ナガツマ科 | わかめの根本部分 |
>>>もずくって?
もずくはナガマツモ目モズク科の海藻で、見た目は黒っぽい色をしています。普段口にしているもずくのほとんどは、沖縄県で養殖されたものです。
もずくは主に“太もずく・糸もずく・岩もずく”の3種類に分類され、スーパー等で販売されているものの大半は“太もずく”が使用されています。
糸もずくは太もずくに比べて細く繊細な口当たりで、太もずくより稀少価値が高いため高価です。逆に岩もずくは太もずくに比べて太く、ぬめりが控えめでシャキシャキとした食感を楽しむことができます♪
また、スーパー等ではもずく酢として調味液に漬けた状態で販売されていることが多いですが、そのままのもずくの日持ちは約20日間、調味液に漬けると約25日間と長持ちするんです!
>>>めかぶって?
めかぶはわかめの根元部分にあり、胞子で増えるわかめの生殖細胞が集まった部位で、収穫したときはもずくのように糸状ではなく、上の写真のようにひだが集まった海藻なんです。
スーパー等で売られている細いめかぶは、湯通しした後に細かく刻んだものになります。
めかぶはわかめの根本部分にあるため、収穫はわかめと一緒に行われます。生産地はもずくよりも多いですが、海外からの輸入も多いため、国産のめかぶはもずくに比べて少し高くなっています。
また、めかぶは鮮やかな若竹色で、調味液に漬けると黒く変色してしまうため、生の状態で売られていることが多いです。
>>>まとめ
もずくやめかぶには、独特のぬめりが出るアルギン酸やフコダインなどの水溶性食物繊維が含まれています。実はこの成分には血液をサラサラにしたり、がん細胞を抑制する効果があると言われているんです!
もずくやめかぶはいろんな美味しい食べ方があるので、自分好みの料理で健康も手に入れましょう♪