関西の食べなあかんやん~滋賀編~ 「赤こんにゃく」
はじめて見る方は「なんだこれ?」と驚かれるかもしれませんが、
この見事なまでの鮮やかな赤色、実はこんにゃくなんです!
滋賀県全域で食べられており、とくに近江八幡市では全国的にみられる
灰色や白いこんにゃくよりもメジャーなんだとか。
【赤こんにゃくの歴史】
なぜこんにゃくが赤いのか、その理由や起源ははっきりとは解明されていませんが
一説によると、あの有名な戦国武将“織田信長”に関係していると言われています。
滋賀県近江八幡市の日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)で毎年3月に行われている
奇祭「左義長祭」で、織田信長が赤い長襦袢を纏って踊り狂ったと伝えられており、
その祭りにちなんで赤いこんにゃくを作ったとされています。
他にも、赤色が好きだった織田信長が命令して作らせた説や、
左義長祭のチラシを見た商人が思いついたという説もあります。
この見た目からどんな味がするのか気になりますよね?
赤色なので、辛いのではと思う方もいるかもしれませんがご安心下さい♪
味は普通のこんにゃくと同じで、食感は少しモチっとしているそう。
煮物や、商品によってはお刺身でも食べられます。
ぜひ、滋賀を訪れた際には実際に食べて確かめてみて下さいね!