東海の食べてみやあ~岐阜編~「漬物ステーキ」
岐阜県飛騨地方では、昔から漬物を焼いて食べる習慣があります。極寒の冬の貴重な食料だった漬物。凍りついてしまった漬物を解かすために、囲炉裏で朴葉に載せて焼いたことが「漬物ステーキ」の始まりと言われています。美味しいのはもちろん、古くなり熟成が進んだ漬物を再利用できるという点もこの料理の優れたところです。
■漬物ステーキの作り方
- フライパンまたは鉄板に多めの油を引き、漬物を焦げ目がつくまで炒める
- 醤油や味噌などで味を調えたら真ん中に寄せ、溶き卵でとじる
- 好みでかつお節、紅しょうが、七味唐辛子をふる
この他にも「卵の代わりに朴葉味噌を焼いて合わせる」「刻み海苔を振りかける」「かつおだしの天つゆを加える」「サバの水煮を入れる」など、アレンジはたくさんあります。以前は赤カブの漬物を使ったものが主流でしたが、徐々に白菜の漬物を使用したものが主流になっています。
家で簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください!