長野の食べとくれや 「ジンギスカン」
長野県は、北海道に次ぐジンギスカン大国です。
「ジンギスカンの町」とも呼ばれる信州新町では、羊は毛と肉の両方が利用できるため昭和5年ごろから飼育がはじまったといわれています。信州新町の乾燥気候が飼育に適していることから羊を飼う農家が増え、昭和20年代後半には4000頭もの羊がいたそうです。ところがその後、養蚕業が盛んになったため昭和40年代には羊はほとんど飼われなくなりました。しかし、信州新町をジンギスカンの町にしたいという思いで、昭和57年に肉用種であるサフォークを導入。現在は町内で6件の農家が羊を飼育しています。
こうしてジンギスカンの町になった信州新町。この町のジンギスカンは、フルーツやスパイス等を組み合わせた醤油ベースのタレに漬け込むのが特徴です。国道19号沿いには通称「ジンギスカン街道」と呼ばれる街道があり、ジンギスカンのお店が6店舗も並んでいます。地元で育てたサフォーク種の肉を食べられる店もあるんですよ。
長野県でジンギスカンを食べるなら、ぜひジンギスカン街道へ足を運んでみてくださいね!