長野の食べとくれや 「ワイン」
おいしさは、ぶどうで決まるといわれるワイン。NAGANO WINEや、長野県産のぶどうを使ったワインは、ワインジャーナリストや専門家が審査を務める「国産ワインコンクール」の入賞常連!日本のワインをリードしています。
長野県はぶどう栽培に適した自然条件を備え、ワイン用ぶどうの生産量日本一を誇ります。県内のワイン産地は、大きく分けて「桔梗ヶ原ワインバレー」「千曲川ワインバレー」「日本アルプスワインバレー」「天竜川ワインバレー」の4つです。なかでも、桔梗ヶ原ワインバレーは、長野県のワインづくり発祥の地。高品質なメルローのワインをはじめ、長野らしさに溢れるワインが数多く生産されているため、初心者の方には特におすすめの産地です。
長野県で「高品質なぶどう」ができるワケ
おいしいワインにかかせない、おいしいぶどう。長野県で「高品質なぶどう」ができるのはどうしてなのでしょうか?
理由1.雨が少ない
生育が進み、収穫期を迎える夏から秋に雨が多いと、良いぶどうづくりはできません。内陸部と比べて雨量が多い沿岸部に位置する、宮崎県延岡市の年間降水量が3174mm、神奈川県小田原市が2143mmであるのに対して、松本市は943mm、上田市は868mmという少なさなんです。この2市は長野県全体でみても雨量が少なめ。ワイン用ぶどう栽培に最適な土地といえます。
理由2.日照時間が長い
ぶどうの糖度や酸度を高めるためには、日照時間が長いことも大切。ぶどう栽培の重要な時期である春から秋にかけて、南国宮崎よりも日照時間が長いんですよ。
理由3.昼夜の温度差が大きい
内陸性気候の長野県は、昼夜の温度差が大きいです。夜の気温が下がると糖度が高まり、ぶどうの着色が良くなります。また、十分な酸味も残ってワイン用ぶどうにふさわしい生育が可能になります。さらに、気温が低いと活動が抑えられ、余計なエネルギーを使わずに済むのだそう。そのため、良い成熟が迎えられるのですね。
理由4.水はけが良い
県内にはいたるところに傾斜地があるため、雨が降っても水はけが良いです。透水性の高い、大小の河川が運んだ小石や砂混じりの土壌も各地に広がっています。
おいしいぶどうが生む、おいしいワイン。ご旅行の際に愉しんで頂くのはもちろんですが、全国のスーパーやコンビニでも手に入るはず。長野県産ぶどうが使われているかは、ラベルの原料欄で確認可能です。ぜひ、ご賞味くださいね☆