東海の食べてみやあ~三重編~ 「伊勢海老」
三重県グルメの代表といえば伊勢海老!
伊勢海老は、1kgほどにもなる大きなエビ。
高級食材として知られています。
伊勢海老の旬は、海が荒れる冬。漁期は10月から4月までと決められています。
これは、伊勢海老の産卵期が5月から8月のため。種を守る制限なのです!
夏には獲れたて天然ものは食べられないので、ご注意を!
そんな伊勢海老、漁獲量は三重県がトップですが、千葉県でも多く獲られています。
「名前に伊勢って付くのに?」と思った方、多いのでは?
実は、伊勢海老は茨城県以南の太平洋沿岸に広く分布しているのだそう。
名前の由来も三重の伊勢から付けられた説以外に諸説あります。
産卵期は磯にいることが多いため、磯エビが訛ってイセエビになった説、
カブトが武士の甲冑に似ており威勢のいい様子から付けられた説など…。
真相は分かっていないのです。
しかし「伊勢海老が美味しいこと」「三重県が漁獲量トップであること」は紛れもない事実!
お刺身やバーベキューなどで食すのはもちろん、最近は伊勢海老釣りも流行っているのだとか。
色々な楽しみ方ができる伊勢海老は、三重県の大切な観光資源です!