暑い季節は特に食品が傷みやすいですよね。そこで気になるのが、「賞味期限」と「消費期限」の違いです!ロスなく食品をおいしく食べるために、どう違うのかを見ていきましょう。
賞味期限 | 消費期限 | |
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対象 | 品質の劣化が緩やかなもの | 品質の劣化が早いもの |
意味 | 未開封かつ、決められた保存方法を守っていた場合に限り、おいしく食べられる期限のこと | 未開封かつ、決められた保存方法を守っていた場合に限り、安全に食べられる期限のこと |
>>>賞味期限って?
「賞味期限」とは、未開封の状態かつ、決められた保存方法をしっかりと守って保管されていた場合において、「おいしく食べられる期限」のことを指します。
例えば、スナック菓子やインスタントラーメン、缶詰、チーズ、ペットボトル飲料などが該当します。
賞味期限は、品質の劣化が緩やかなものに設けられていますので、賞味期限が過ぎてしまったら、すぐに食べられなくなるということではありません。保存方法を正しく守って保管していれば、多少期限を過ぎても過剰に気にすることはないと言えます。ただし、一度開封してしまったものは、期限関係なく早めに食べるようにしてくださいね。
ちなみに、特に品質の劣化が極めて少ないものに関しては、賞味期限の表示を省略してもOKなんです。ガムやアイスクリーム、砂糖や塩などの調味料、酒、氷などが当てはまります。
>>>消費期限って?
「消費期限」とは、未開封の状態かつ、決められた保存方法をしっかりと守って保管されていた場合において、「安全に食べられる期限」のことを指します。
例えば、お弁当や惣菜、ケーキ、食肉、生麺などが該当します。消費期限が設けられている食品は品質の劣化が早いので、必ずこの期限内に食べるようにしてください。
>>>まとめ
「賞味期限」も「消費期限」も、未開封かつ正しい方法で保存していた場合にだけ、その食品のおいしさであったり、安全性を担保するものです。
決められた保存方法を守っていなかった場合は、期限前であっても品質が劣化してしまっている可能性があるんですよ。
また、一度でも開けてしまったら、期限や保存方法に関わらず、できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。