お通じが良くなるだけじゃない!食物繊維の働き
食物繊維といえば、便秘解消のイメージが強いですよね。
でも、実はそれ以外の働きもあるんです!
今回は「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」という2種類の食物繊維それぞれの働きをご紹介します。
その1:水に溶ける「水溶性食物繊維」の主な働き
動脈硬化予防・便を柔らかくする!…腸内の余分なコレステロールを吸着して、便と一緒に排出してくれます。その為、血液中や胆汁に存在するコレステロールの割合が低くなり、結果、動脈硬化や胆石の予防につながります。
さらに腸管内の水を吸収して、便を柔らかくしてくれる作用があります。
悪玉菌を減らして腸内環境を整える働きも!
その2:水に溶けない「不溶性食物繊維」の主な働き
便のかさ増し&大腸ガン予防に一役!…腸内で水分を吸収して大きく膨らむので、便の「かさ」が増えます。そうなると、腸内が刺激されて蠕動運動が盛んになります。ただし、水に溶けない為、摂りすぎると便が固くなってしまうので注意!
そして「不溶性食物繊維」には、ガン物質などの有害物質を吸着して体外に排出するという作用があります。お通じを良くするだけはなく、大腸ガンの予防になるんです!
どんな食材に含まれているの?
「水溶性食物繊維」…熟した果物、芋類、(キャベツ・大根などの)野菜類、海藻類等に含まれています。
「不溶性食物繊維」…大豆、ごぼう、小麦ふすま、穀類、きのこ類などに含まれています。特に豆類は含有量が多いです!
ちなみに、バナナやリンゴは「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」どちらも含んでいるそうです!リンゴは皮をむかずにそのまま食べると、より多くの食物繊維が摂れますよ。朝食やデザートに食べてみてはいかがでしょうか!
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