突然ですが、皆さんは「飴」のことを「キャンディ」と呼びますか?「ドロップ」と呼びますか?そして、「キャンディ」と「ドロップ」の違いをご存知でしょうか?
>>>飴って?
そもそも「飴」とは、砂糖などを主な材料としたお菓子のこと。この「飴」を日本では、「キャンディ」や「ドロップ」と呼ぶことが多いです。
実は現在の飴は、明治時代以降に普及したものと言われています。古くは「日本書紀」に「飴(たがね)」として登場し、当時は砂糖ではなく穀物を主な原料としていたそう。砂糖は昔、非常に貴重なものだったのです。それが江戸時代になって、砂糖が庶民でも手に入れられるようになると広く民衆に愛されるようになっていきます。
>>>キャンディって?
「キャンディ」とは、砂糖を主原料にして作られたお菓子の総称です。大きくは、「ハードキャンディ」と「ソフトキャンディ」の2つに分けることができます。高温で加熱して固めたものがハードキャンディで、中温くらいで煮詰めて柔らかく仕上げたものがソフトキャンディと呼ばれています。
日本では「キャンディ=飴」だとイメージする方が多いと思いますが、海外(特にアメリカ)では、綿あめやマシュマロ、キャラメル、ラムネ、チョコレート菓子のこともキャンディと言うんですよ!
>>>ドロップって?
「ドロップ」とは、キャンディの種類のうちの一つを指します。高温で材料を煮詰めて作るハードキャンディの一種ですね。
>>>まとめ
上の表から分かるように、「キャンディ」とは砂糖を主原料としたお菓子すべてを指し、「ドロップ」とはキャンディの種類のうちの一つなんです。次に「飴」を買うときは、ぜひこの違いを思い出してみてください♪