「カルシウム」ってなんで大切なの？
カルシウムは、よく耳にする栄養素のひとつ。
ちなみに、ミネラルの一種だそうです。
カルシウムの働きや意外な役割に迫ります！
その1：骨や歯の主な成分！
カルシウムは骨や歯の主な成分で、欠かさず摂る必要があります。
骨量が増加する成長期には、特に大切な栄養素と言えます。
体内のカルシウムは99％は骨と歯に、残りの1％が血液などの体液や筋肉などの組織にあるのだそう。
その2：不足すると骨粗しょう症に！
長い間カルシウム不足が続くと、高齢になってから骨がもろく折れやすい「骨粗しょう症」になる可能性があります。骨粗しょう症にならない為に、カルシウムをしっかり摂って若いうちから丈夫な骨をつくっておくことが大切です！
その3：神経の働きや筋肉運動を補助！
筋肉の収縮を助ける、血液の凝固作用を促す、精神を安定させるなど、生命維持にも大切な働きがあります。出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持や活動に重要な役割をしています。カルシウムが不足すると内出血が起こりやすくなったり、高血圧や動脈硬化などの原因になることも…！
どんな食材に含まれているの？
ご存知の方も多いと思いますが、牛乳などの乳製品に多く含まれています。
でも実は、それ以外にもカルシウムが摂れる食品はたくさんあるんですよ！
イワシやシシャモなどの小魚類、チンゲン菜や豆腐、あとはアーモンドにもカルシウムが豊富に含まれています。
成人が1日に必要とするカルシウム所要量の600mgは、牛乳コップ3杯分（600cc）。
結構多い…！その為、日本人は慢性的にカルシウム不足なのだそう。
そこで、カルシウムの吸収を高める「ビタミンD」と一緒に摂るのがオススメです。
ビタミンDは青魚類やきのこに含まれています。
歯や骨だけではなく、生命維持にも大切な役割をしているカルシウム。
バランスよい食事でしっかり体に入れていきましょう！
