2月に入って、街のあちこちで「チョコレート」や「ショコラ」の文字を見るようになりましたね。でも待った!そもそも「チョコレート」と「ショコラ」ってどう違うかご存知ですか?結論から言うと、「チョコレート」と「ショコラ」は言語が違うだけで意味は同じなんです!
チョコレート | ショコラ | |
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言語 | 英語の「chocolate」 | フランス語の「chocolat」 |
意味 | カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料として、砂糖やココアバター、 粉乳などを混ぜて固めたもの。原則、チョコレートもショコラも同じ意味。 | |
使い分け | 加工前の素材そのものを指す場合がある。 | 加工した後のお菓子を指す場合がある。 |
>>>チョコレートって?
チョコレートは英語です。綴りは「chocolate」と書きます。
日本ではこちらの呼び方の方が一般的ですね。そもそもチョコレートとは、カカオマス(カカオの種子を発酵・焙煎したもの)に、砂糖やココアバター、粉乳などを混ぜて練り、固めたものを指します。
>>>ショコラって?
ショコラはフランス語です。綴りは「chocolat」と書きます。
チョコレートをフランス語で言うとショコラになるんですね。つまり意味はチョコレートなんです。でも「ガト―ショコラ」や「フォンダンショコラ」は「ショコラ」という言葉を使っています。なぜなのかというと、「ガトー(ケーキを意味する言葉)」や「フォンダン(溶けるを意味する言葉)」がフランス語だから。つまり英語で言い換えると、「ガト―ショコラ」は「チョコレートケーキ」になるというわけです。ちなみに、ヨーロッパではチョコレートでデザートやお菓子を作る職人を「ショコラティエ」と呼びますね。
>>>まとめ
「チョコレート」も「ショコラ」も同じ意味ですが、お菓子の種類やブランドによって呼び分けることが多いようです。また、「ショコラ」呼びの方がおしゃれな印象を受けるから、という理由で「チョコレートケーキ」を敢えて「ショコラケーキ」と呼ぶことも。
その他には、板チョコやチョコチップなど、加工前の素材そのものをチョコレートと呼び、チョコレートを加工してお菓子やデザートにしたものを「ショコラ」と呼ぶこともあるようですよ。