東海の食べてみやあ～静岡編～「桜エビ」
海の宝石とも言われる桜エビ。目でも楽しむ日本の食文化に、「華」として登場することも多い食材ですよね！
千葉県沖、東京湾などに生息しているのですが、日本で漁ができるほどの量が生息するのは静岡県駿河湾の由比港と大井川港だけ！とっても希少なエビなのですが、近年はさらに漁獲量も落ち込んでおり、現在も様々な調査が進められています。
漁の解禁は3月下旬～6月上旬までの春漁と、10月下旬～12月下旬の秋漁の2回。桜エビの繁殖期である6月11日～9月30日までは資源保護のため禁漁しており、冬はエビが深海にいるので休漁です。そのため、1年でわずか40日ほどしか漁を行うことはできません。水揚げされた桜エビは加工業者に買い取られ、天日干しや冷凍品などに加工されて全国に出荷されます。
小さくても栄養たっぷり！
桜エビは殻ごと頭から尾まで丸ごと食べられるので、カルシウムやアスタキサンチンをそのまま摂取できるのが特長です。
なかでも豊富に含まれているのはカルシウム。カルシウムは骨や歯を丈夫にして骨粗鬆症予防に役立ちます。
そして近年は赤い色素成分であるアスタキサンチンにも、様々な健康メリットを持つ可能性があることが注目されています！眼精疲労や生活習慣病の予防にも高い効果が期待されているのです！
