東海の食べてみやあ~愛知編~「味噌煮込みうどん」
「味噌煮込みうどん」は、名古屋めしの代表的な料理のひとつ。豆味噌(八丁味噌)をベースにした色の濃い味噌仕立ての汁に、かみごたえのあるコシの強いうどんを使います。豆味噌は麦味噌や米味噌にくらべ煮込んだ際に風味が落ちにくく、さらにそこに鰹節からとった出汁をしっかりと効かせるため、より風味の濃い汁を特徴としています。具は鶏肉、長ねぎ、油揚げ、かまぼこ、しいたけ、卵が定番ですが、お店によってはお餅やエビ天をトッピングできますよ!
誕生は大正時代の頃、鍋に野菜や肉などを入れ味噌で味付けをして煮込み、そこにうどんを入れたのが始まりと言われています。
煮込みうどんの麺は塩を使わず、小麦粉と水だけで作ります。塩なしで作った麺はゆでても柔らかくなりにくく、コシの強いうどんになります!そして味噌煮込みうどんの汁は、打ち粉や麺の表面が溶けることで粘りが出てくるのです。
そんな特徴的な麺と汁を、一人用の土鍋でグツグツと煮込めば、ガスコンロからおろしても長い時間アツアツの状態を保って美味しく食べる事が出来るんですよ。
しかし食べる時は要注意です!アツアツなので、火傷には気をつけてくださいね!