たくさんの種類がある「乳酸菌」
ヨーグルトなどに入っている「乳酸菌」!
乳酸菌とは、糖を消費して乳酸を作りだす微生物(細菌)の総称です。乳酸菌の種類はとても多く、200種類以上もあるといわれており、人や動物の腸内にも存在します。
乳酸菌が腸内環境を整えてくれる事は有名ですよね。腸内には、善玉菌や体に悪影響を及ぼす悪玉菌、体調によって善玉菌や悪玉菌の働きをする日和見菌が存在しています。乳酸菌はこの3つの菌のバランスを整え、腸内をキレイ保ってくれています!しかし、それは乳酸菌全てに共通する効果で、菌の種類によってはまた違う効果を発揮してくれるのです。
今回は乳酸菌の様々な働きを少しだけご紹介!
その1:コレステロールを下げる!
乳酸菌「BC90株(アルビン菌)」「N-1株」などは血中のコレステロール値を低下させる効果があり、心筋梗塞や脳梗塞などの予防につながります。
その2:便秘の改善で美肌効果!
乳酸菌「ラブレ菌」「プロテクト乳酸菌」などは免疫力を活性化させる効果があります。有害なウイルスや細菌から体を守ってくれるため、風邪やインフルエンザ予防に期待されています。
その3:アレルギー症状の緩和!
乳酸菌「ビフィズス菌」「L-92乳酸菌」などが善玉菌を増やす事によって体の免疫システムが整い、花粉症やアレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を抑制する働きが期待できます。
どんな食材に含まれているの?
乳製品にはもちろんですが、味噌やキムチなどの発酵食品にも乳酸菌は含まれています。実は乳酸菌だけ摂取するよりも、腸内で乳酸菌の「エサ」となる食物繊維やオリゴ糖も摂る方が効果的なのだとか。例えばヨーグルに食物繊維たっぷりなバナナを入れたり、オリゴ糖やハチミツを混ぜて食べるという方法があります。
善玉菌は、継続して腸内に補充することが良いといわれています。なので1日にたくさん食べるよりも、毎日続けて食べる方がおすすめですよ!