東海の食べてみやあ~岐阜編~「朴葉寿司」
「朴葉寿司(ほおばずし)」は、岐阜県の初夏を代表する郷土料理のひとつです!
以前紹介した朴葉味噌と同じく“ホオノキ”の葉で包んであるのですが、朴葉味噌の時とは違い、葉を塩漬けにしたり乾燥させたりせず使います。ホオノキの葉は殺菌作用や防カビ作用があると言われ、手も汚さず食べられることから農作業や山仕事の携帯食として食べられたり、お祭りやお祝いの日の食べ物として親しまれてきました!
朴葉寿司の具材は鮭の切り身、山菜、紅生姜、椎茸や筍の煮付けなど家庭や地方によって様々です。また、具材を酢飯の上に乗せて包むパターンもあれば、酢飯に細かく切った具材を混ぜ込んで包むパターンもあるそうです。
さらに朴葉の包み方も、葉を折りたたむだけだったり、端を折りたたんで包み込んだりなどの違いがあります。
バリエーションに富んだお寿司なので、食べ比べをして色々な味を楽しむのも良いですね!