コラーゲンの役割とは…?
お肌をプルプルにすると言われているコラーゲンは、タンパク質の一種です。人間の身体の約20%はタンパク質で出来ており、その中の約30%はコラーゲンなのです。
今回はお肌だけじゃない、コラーゲンの働きをご紹介します!
その1:骨は硬いだけじゃダメ!
丈夫な骨といったらカルシウムですが、実はコラーゲンも欠かせない成分なのです。カルシウムは身体を支えるために骨を硬くする役割、コラーゲンは骨の鉄筋のような役割を果たしており、カルシウムなどを繋ぎ止めてくれます。そして骨に弾力を持たせ、より丈夫にしてくれているのです!
その2:血管はほぼコラーゲン!
その1で「骨に弾力を持たせより丈夫にする」と書きましたが、血管にも同じ効果があります。しかもコラーゲンは血管の主成分。不足してしまうと血液をスムーズに流すことが出来なくなり、動脈硬化や心筋梗塞などの恐ろしい病気を引き起こしてしまうことも。
その3:髪にも効果バツグン!
コラーゲンはヘアケアにも欠かせません。髪を作る毛母細胞や毛乳頭を活性化させ、ハリのある健康的な髪が作られるのです。そして肌にとっても良いコラーゲン。髪の土台となる頭皮も皮膚なので、髪をしっかり支えてくれますよ!
どんな食材に含まれているの?
コラーゲンはタンパク質なので肉や魚に含まれています。鶏肉(皮や軟骨、手羽先)、牛すじ、スペアリブなど。魚なら皮つきのブリやウナギの蒲焼き、フカヒレなどに多く含まれています。
コラーゲンを効果的に取るためには、いくつかのコツがあります。コラーゲンが不足しているからと、鳥皮や手羽先のように脂の多い食品を食べすぎると、抗酸化物質を多く消費してしまい老化に繋がってしまうほか、肥満のもとにもなってしまいます。理想的なコラーゲンの取り方は、普段の食事にプラスしてコラーゲンを含む食材を食べる事です。
1日に必要なコラーゲンの摂取量は5~10g。それに対して日本人は、1日平均1.9gしか摂取出来ていないと言われています。毎日の食事での摂取が難しい場合は、サプリやドリンクを活用するといいですね!
さらに「ビタミンC」を一緒に取り入れると、相乗効果があってより効果的です。以前記事にまとめたビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせない栄養素なのです!