「関西」それは知ってるつもりで意外と知らない名所の宝庫。
小さなトコから大きなトコまで、飲食店を中心にホットなスポット、ご案内いたしましょう!
京都駅から東へ徒歩5分。塩小路通と高倉通の南東角に2月1日に誕生したのが、崇仁新町です。飲食店を中心とした15のお店からなる崇仁新町は、実は京都市立芸術大学の移転予定地。建設が始まるまでの空き地の有効活用として、2年半の期間限定で営業します。
そんな背景もあり、店舗はコンテナを中心とした移転可能な造りになっています。
それがまた、手作り感や人のぬくもりを感じさせる崇仁新町ならではの魅力となっています。
入居するのは、焼き鳥や串揚げなどの「まさに屋台」といったお店や、ホットドッグやクラフトビールなどの外国人にも馴染みのあるメニューのお店など。
いずれも、これからの京都を担っていくであろう勢いのあるお店が、新たなスタイルで出店しています。
また、地元・崇仁地区で古くから親しまれていた「ちょぼ焼き」「ミノ天・レバ天」を提供するお店も。料理を通して地域の伝統を次世代へ受け継いでいこうという取り組みも行われています。
料理もさることながら、日常では味わえないような人と人との出会いを楽しめるのが、崇仁新町の一番の魅力です。この“街”を利用しているのは、仕事帰りの会社員や若い女性、地域の高齢者、家族連れ、さらに外国人など多種多様。それらの人が、仕切りの取り払われた店内で、グラスを片手に笑顔で語り合っている姿が連日連夜見られるとのこと。
一人でふらっと立ち寄っても、家路につく頃には友だちがたくさんできているかもしれない。そんな、刺激と温かさに満ちた街が、崇仁新町です。
1丁目
【1番】崇仁茶屋(お餅&お茶)
「スパークリング玉露」とお餅の専門店。
【2番】58doorstepBURGER(ハンバーガー)
京都・岡崎の58dinerが崇仁新町限定メニューを提供。
【3番】中村屋総本店(惣菜・ビーフカツ)
嵐山の中村屋総本店がカジュアルなスタイルで登場。
【4番】鉄板炭火韓国酒場sulsul(ホルモン焼き)
大衆的な韓国料理店。お酒の進む料理がいっぱい!
2丁目
【1番】スウジン五(炭火焼鳥・京おでん)
屋台と言えば焼鳥とおでん。どちらも本格派です!
【2番】串揚げとうどんとオトコマエ食堂(串揚げ・うどん)
四季折々の魚介や野菜の串焼きを、1串100円から!
【3番】京都 清華園 屋台村店(餃子・中華)
地元の中華料理店が、地域のソウルフードに挑戦!
【4番】京串焼松葉(炭火串焼き)
牛・豚・海鮮の串焼き、どれにしようか迷ってしまいそう。
3丁目
【1番】KYOTO CRAFT STAND(クラフトビール&コーヒー)
京都醸造が生み出すクラフトビールと珈琲の味に注目。
【2番】Cippy(フィッシュ&チップス)
フィッシュ&チップスなどのパブメニュー盛りだくさん。
【3番】炭火焼ソーセージ酒場Salumeria Hot Dog Stand
崇仁新町(炭火焼ソーセージ)
食通が太鼓判を押すソーセージを用いたホットドッグ。
【4番】el Pollo Patata(ポテト&チキン)
卵とポテトを中心とした料理をスペインバル風で。
4丁目
【1&2番】浪漫館(レンタル着物・子供玩具)
レンタル着物・浴衣ショップ。店内で撮影も可能。
【3番】aiten(売店)
崇仁新町のオリジナルグッズなどを販売。
【4番】やきやき崇仁新町(ちょぼ焼き)
崇仁地区で愛されていた「ちょぼ焼き」を復活!
イベントエリア
能の公演や和楽器グループのライブを実施。地域の餅つき大会もここで開かれました。
学生が施設づくりに参加。地域との交流も
施設の企画や建築施工には、京都市芸術大学の学生も参加。ステージの背景画も学生の手によるものです。
また、施設づくりや施設内でのイベントを通して、学生と地元住民との交流も図られています。今後は親子で参加できるクラフトのワークショップや、農産物の産直市場の開催も構想中です。
電話=075-708-2985
営業=11:00~23:00
住所=京都府京都市下京区上之町塩小路通19-6
http://sujin-shinmachi.com/index.html
グルミー10号より(2018年3月22日発行)