東海の食べてみやあ~三重編~「松阪牛」
日本三大和牛のひとつである松阪牛。甘く上品な香りにきめの細かいサシ(霜降り)と柔らかな肉質、口の中ですぐに溶けてしまう食感が特徴です。『松阪牛』の読み方は「まつさかうし」「まつさかぎゅう」のどちらも正しい読み方です。「まつざかうし」「まつざかぎゅう」「松坂牛」の表記は誤りですのでご注意を。
そんな松阪牛の定義をご存知でしょうか?
『松阪牛個体識別管理システムに登録されていること』
『松阪牛生産区域での肥育期間が最長・最終であること』
『黒毛和種、未経産の雌牛であること』
『牛肉枝肉格付をするなどシステムの条件を満たし出荷されたもの』
この条件をすべてクリアした牛が「松阪牛」と呼ばれます。実は松阪牛は全て雌だったんですね!
松阪牛の中でも、兵庫県但馬・淡路産の子牛を松阪牛生産区域で900日以上の長期肥育した牛を「特産松阪牛」といいます。松阪牛の中でも別格と言えるランクであり、松阪牛全体の3~4%しか世に出回らないという、非常に貴重な肉なのです!ぜひ一度食べてみたいですね…!