東海の食べてみやあ~静岡編~「静岡茶」
茶園面積と生産量が日本国内第1位である静岡県。あの松尾芭蕉が「駿河路や 花橘も 茶の匂ひ」香り高い花橘も、駿河の茶の香りの素晴しさにはかなわない…という句を詠んだことからも、古くからお茶の産地であったことがわかります。
静岡県内産茶葉を100%使用したお茶のみを「静岡茶」と定めており、静岡県内産茶葉を50%以上100%未満使用したものは「静岡茶ブレンド」としています。お茶作りに適した気候と高い生産技術で、各種品評会で数多くの賞を受賞するなど品質の高いお茶を作っており、宇治茶・狭山茶と並んで日本三大茶とされているんですよ!
そんなお茶の生産が盛んな静岡県ですが、食の安全性に対する消費者の意識の高まりを受け、平成20年度から「静岡茶衛生管理者制度」という取り組みを静岡県が独自に行っています!
静岡県内のお茶工場で製造に携わる人を対象に、お茶の衛生管理に関する知識や指導力を持つ人材を育成するために立ち上げられました。
私達が安心して美味しい静岡茶が飲めるのは、こういった取り組みがあるからなんですね!