九州の食べんといかんばい~宮崎編~ 「マンゴー」
南国の太陽をめいっぱい浴び、口に入れた瞬間、じゅわ~っと甘みが広がる「マンゴー」。国産マンゴーは主に、沖縄県や鹿児島県などの日本南端地方で作られていますが、その中でも宮崎県のマンゴーは有名ですよね。
全国トップクラスの生産量を誇る宮崎マンゴーですが、その栽培方法はとっても丁寧!
冬場でも、気温を15度以下に下げないようにハウス内で栽培され、完熟が近づくと、マンゴーひとつひとつにネットをかぶせていきます。そのまま、完熟したマンゴーがネットの中に自然落下するまで待ち、収穫するのが「完熟マンゴー」と呼ばれるものになります。
熟しきるまで待つ事で甘みが増し、色は濃く、香りも強くなります。宮崎マンゴーの旬は4月中旬~7月にかけてで、ピークは6月頃。まさに、今から食べごろを迎えるフルーツなのです。
以前、ニュースにも取り上げられたブランドマンゴーの初競り。1箱2個入りで、なんと40万円という最高値がつきました(!!)
このブランドマンゴーは、「宮崎で生産されたもの」「重さが350グラム以上」「糖度15度以上」など、いくつかの条件をクリアしたものを指します。日常的に食べるというよりも、贈答品として扱われる事が多く、お中元や父の日、母の日などに人気なんだとか。
もちろん、宮崎県ではブランドマンゴー以外もとても丁寧に栽培されていて、甘くて美味しいですよ!価格も数千円とお手頃です。
マンゴーには、βカロテン、カリウム、葉酸が豊富に含まれており、美肌や貧血改善など、特に女性には嬉しい効果ばかり!旬を迎えるこの時期、自分へのご褒美に召し上がってみては?