東海の食べてみやあ~三重編~「手こね寿司」
志摩地方南部で郷土料理として親しまれている手こね寿司。ちらし寿司の一種で、カツオやマグロなどの赤身の魚を醤油ベースのタレに漬け込んだあと、寿司飯と合わせていただきます。シンプルなメニューですが、海苔や大葉などお好みの薬味をたっぷりトッピングして頬張れば、お刺身に染み込んだ醤油ダレの美味しさが口いっぱいに広がります!
手こね寿司の名前の由来は、志摩市の漁師さんが漁の合間に食べていた漁師飯がもとであると言われています。カツオをうすく切って醤油をかけ、酢飯と合わせて手で豪快に混ぜて食べたのが始まりなんだとか。ここから、手でこねて食べる「手こね寿司」という名前になったんですね。
そんな地元で長く愛されてきた手こね寿司。その基本的な作り方をお教えします!
【作り方】
1.赤身の魚の刺身をそぎ切りにして、醤油液に漬け込みます
2.酢飯を作り、刻んだ大葉や生姜、白ゴマをお好みで混ぜ込みます
3.漬け込んだ刺身を酢飯にのせて、細かく刻んだ薬味をちらして完成!
とっても簡単なので、是非ご家庭で作ってみて下さい。
ちなみに赤身の魚は鉄分が多く貧血の予防・改善に有効なので、積極的に食べたい食材のひとつなんですよ!
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