関西の食べなあかんやん~大阪編~ 「イカ焼き」
「イカ焼き」と聞いて、あなたはどっちのイカ焼きを思い浮かべましたか?そう、実はイカ焼きは関東と関西でまったく違うものなのです!関東でイカ焼きといえば、イカを丸ごと焼いたものが一般的。その一方、関西でイカ焼きといえば、イカを入れた小麦粉をクレープ状に焼いたものを指すんです。見た目も味も全然違うので、初めて見たときは驚いたという人も少なくないんじゃないでしょうか。ちなみに関西では関東のイカ焼きのことは「イカの姿焼き」と呼びます。
一説によると、明治時代にあるせんべい職人が、イカを混ぜた小麦粉生地を焼いてまかないに出したのが、イカ焼きの最初だそう。その後、昭和になると関西の百貨店でも販売がスタートし、一気に大阪のソウルフードとして根付いたと言われています。
大阪名物のイカ焼きは粉もの料理の一つ。生地にイカの切り身を入れて焼いたものに、お好み焼きのソースなどを塗っていただきます。くるっと巻いて食べるので手も汚れず、気軽に食べられるのが嬉しいですね。作り方も材料も実にシンプルな料理ですが、こしのあるもっちりとした生地に、イカのぷりっとした歯ごたえの組み合わせは最高の一言!香ばしいソースをかけて口に運べば、お好み焼きやたこ焼きとはまた違う粉もの料理になっているのが分かります。卵を入れたりネギを入れたりと、そのバリエーションも様々。明太子やネギマヨなどもあるそうで、すべて制覇したくなりますね。一番美味しいのはやっぱりできたて!熱々のままぱくっと頬張ってください。美味しいこと間違いありません!
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