沖縄の食べないといけないさー 「ラフテー」
「豚の鳴き声以外は全て食べられる」と言われるほど、豚肉大好きな沖縄県民。消費量も全国トップクラスです。その中でも有名な、沖縄風豚の角煮「ラフテー」をご存知ですか?
琉球王朝時代に中国から伝わり、当時の琉球王が大変気に入ったため宮廷料理の一品になりました。仕込みに時間がかかるため、現在は日常的な家庭料理というよりも、お祝い事やお正月など特別な日に食べられる郷土料理になっています。
普通の豚の角煮と違う箇所は、調理時に沖縄の「泡盛」や「黒砂糖」を使用する事です。日本酒よりもアルコール度数の高い泡盛は、お肉を柔らかくするのに優れているため、ラフテーは箸で切れるほどトロットロ。
簡単に作り方をご紹介すると…豚の皮が付いた状態の三枚肉(ばら肉)を塊のまま50分ほど茹で、取り出したら3~5cmほどの角切りに。泡盛と鰹だし、黒砂糖を煮立てたらお肉を投入。
しばらく煮たら醤油を2回に分けて加え、弱火にしてじっくりと煮込みます。お肉に味が染み込んで柔らかくなったら出来上がりです。
更に味を染み込ませたい場合は、2~3日漬け込んだ状態で置いておくのもアリですよ!
「豚肉は油っこくて体に悪そう…」と、思っている方。とんでもない!
豚肉には体の代謝を助けるビタミンB群が豊富。脂肪をエネルギーに変え、血液中のコレストロールを下げてくれるという効果があります。
沖縄の方の平均寿命が、全国上位の常連な事は有名ですよね。沖縄人にとって豚肉は元気の源なのです。
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