東海の食べてみやあ~名古屋編~「ういろう」
皆さんはういろうを食べた事はありますか?最もポピュラーな名古屋土産のひとつで、食べやすい一口タイプも人気です!全国各地で作られていますが、生産の約9割が東海地方で占められています。
始まりは室町時代、元(現在の中国)出身の陳外郎(ちんういろう)という人が漢方薬の口直しに作ったものとされています。
うるち米からできる米粉と砂糖からできており、それを軸に他の材料を混ぜて様々な味の種類を作ります。米粉と砂糖だけの「白」、黒砂糖を使った「黒」、抹茶や上がり(小豆)、さらに季節のもの等バリエーションが豊富でとってもカラフル!もっちりとした食感で上品な甘さは日本茶とよく合います。
名古屋名物となったきっかけは、昭和初期に名古屋市内にある和菓子店が名古屋駅構内でういろうを名古屋名物として販売した事。そして東海道新幹線の開通時にはその和菓子店が列車内でういろうを販売したのです。名古屋のういろうが広まった理由は新幹線の開通が関係していたなんて驚きですね!
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