九州の食べんといかんばい~大分編~ 「地獄蒸し」
大分県といえばやはり温泉!なかでも有名なのは「別府温泉」ではないでしょうか。別府の街中は白い湯けむりだらけで、浴衣に下駄で路地を歩けば情緒たっぷり。
そんな別府温泉で絶対に食べるべきご当地グルメ、それが天然温泉の噴気で蒸す「地獄蒸し料理」です。「地獄蒸し」というなんだか恐ろしいネーミングですが、蒸気で蒸すことで食材の旨味が凝縮され余分な油を落とし、ヘルシーかつとても美味しく食べられる温泉地ならではの調理法です。
別府では、地獄蒸し体験ができる工房があり、自分達で食材を持ち込めるところもあります。蒸す食材は基本自由ですが、野菜、肉類、魚介類などがスタンダード。
蒸す時間がかかるものをザルの下に、時間が短いものは上に重ねて、蒸し上がった順番に取り出すのがコツです。葉野菜は3分、半熟玉子は7分、魚介類は15分、根菜と肉類が30分くらいの目安。
塩化物泉の蒸気のおかげで自然にほどよい塩味がつき、食材そのものの味を楽しめます。
そして締めは、名物「地獄蒸しプリン」!売っているお店もありますが、せっかくなら自分で作ってみるのもオススメ。牛乳に、卵と砂糖、お好みで生クリームを入れて蒸せば、少し硬めのどこか懐かしい味に。
地獄蒸しができる工房は大変人気なので、待ち時間の間に足湯やひとっ風呂を浴びるお客さんも。待っている間も楽しめるのは嬉しいですね。皆さんも大分に訪れる際は、旅行プランの中に取り入れてみては?
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