東海の食べてみやあ~三重編~「ハマグリ」
三重県桑名市の漁業の歴史は400年以上。揖斐、長良、木曽の「木曽三川」の栄養をたっぷり吸収して育ったハマグリはふっくらと肉厚で、甘くジューシーで濃厚な味わいから、江戸時代には徳川家に献上されました!特に焼きハマグリは、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」でも紹介されるなど、江戸時代から東海道の桑名の名物として知られています。ハマグリ漁を中心に食文化が形成され、市内では古くからハマグリをつくだ煮にする「志(し)ぐれ屋」や、焼きハマグリなどの名物料理を出す料亭も栄えたのです!
栄養たっぷりのハマグリ!
ハマグリは9月に産卵を迎えるため、旬は初夏の5月末から8月の上旬。桑名では海苔の養殖もあり、海苔用の杭を抜いた後で大きなハマグリが採れることも多いそうです。また、6~7年もののハマグリは大きく、焼きハマグリよりも酒蒸しの方が美味しくいただけるのだとか。
そしてハマグリは良質な栄養素が豊富で、肝機能強化・高血圧予防・美肌効果・骨祖しょう症予防・滋養強壮などに効果があります!美味しくて健康に良いなんて素敵ですね!
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