美味しいものがたくさんある、福岡。 競合も多く、アルバイトさんはもちろん、特に長く働いてくださり、後に会社をひっぱっていけるような「SV・店長・店長候補者」という正社員採用に頭を悩ませている社長・店長は多いのではないでしょうか。
- 気が付いたら求人にコストをかけすぎていた
- どうやったら人が集まるのか分からない
- 応募は来るのに、面接に来ない
…など、お困りの企業様に「飲食業界における、正社員採用」のポイントをお伝えしていきたいと思います。
福岡における、飲食業界の平均給与は?
月給19万3537円(全国平均:月給21万7368円) と、なっております。 私がお手伝いをさせていただいて個人的に感じているのは、ほとんどの企業様が未経験者の場合は月給18万円スタート、飲食業界の経験者は月給20万円スタートが多いイメージです。 その中でも経験次第では、月給30万円スタートも受け入れるという企業様が多々いらっしゃいます。
飲食業界のSV・店長・店長候補者が転職の際に知りたいこと
では、飲食業界のSVや店長を志望される方が実際に何を知ったうえで応募のアクションをとるのか?というところです。
- 育成方法
- 福利厚生の詳細
- 事業戦略
- 商品・サービスの魅力
- 経営理念
店長以上のクラスになると、個人としての情報よりも一企業としての情報が決め手のポイントとなるようです。
飲食業界のSV・店長・店長候補者の仕事の喜びや満足
顧客やスタッフとの関係が大きな喜びで、労働時間に悩む割合がかなり高い飲食業界のSV・店長・店長候補者。給与や労働条件への不満から転職をしますが、業界への愛着は強いです。その中でも、特に喜びや満足を感じている項目です。
- その他・特になし(20.2%)
- 人間関係(18.1%)
- 仕事内容(17.0%)
- 給与(13.8%)
- 会社(8.5%)
やはり、人間関係の良さは大きな魅力のようです。
飲食業界のSV・店長・店長候補者の仕事の悩みや不満
では、次はその反対の悩みや不満の項目です。
- 労働時間(26.3%)
- .給与(21.2%)
- 安定性(8.3%)
- 人事制度・マネジメント(7.7%)
- 仕事内容(7.7%)
圧倒的に労働時間が悩みや不満の大きな要素となっているようです。
競合との差別化の図り方
では、本題である競合との差別化です。
①求職者が「喜び・満足・悩み・不満」に感じている項目から、自社の圧倒的な「強み」を探す
特に、悩みや不満に感じている点が、自社の強みの場合は求職者にとって魅力となります。現在そうでなくても、改善していくことで定着率の向上にも繋がります。
②ターゲットを明確にする
例えば「福岡で店舗展開をしており、今後も地元福岡で企業拡大をしていきたい」という企業様は、転勤なし=地元から離れたくない、福岡が大好きな方をターゲットにします。 反対に「今は福岡のみだが、今後は東京・大阪、海外まで視野に入れている」という企業様は、転勤あり=新規出店を任されたい、様々な土地でいろんな経験をして成長したい、という向上心が高く後に起業をしたいような方をターゲットにします。自社に合わせたターゲットを明確にすることで、より魅力的な原稿が作成できます。
③リアルな声をきちんと伝える
例えば「インタビュー原稿」にして、実際に働いている方の生の声を原稿にします。良い所はもちろん「実はこういうところはきついんです。 (…でも、今こうやって改善していこうと取り組んでいます!)」というようにリアルな声を求職者へ届けることで、不安解消に繋がります。
不安な点が多く感じられやすい飲食業界だからこそ、リアルに!
良い所は自信をもって存分にアピールし、改善中の項目はありのままを伝えて、求職者の不安を解消していきましょう。 ※文中の各データはリクルートジョブズ社 調査データより出典