シップ・ウィル・インターナショナル株式会社／狐崎漁港晴れの日　店長兼東北エリアマネージャー菅野大輔さん　仙台飲食人　キッチン編

仙台飲食人メイン

2015年5月掲載

お客様もスタッフも元気になれる
そんな場所づくりを目指します

お客様もスタッフも元気になれるそんな場所づくりを目指します

シップ・ウィル・インターナショナル株式会社／狐崎漁港晴れの日　店長兼東北エリアマネージャー菅野大輔さん

　菅野大輔さんは、30才を過ぎて入った居酒屋の雰囲気に魅せられ、思い切って当時の仕事を辞めて飲食業界に飛び込んだ。
「まだ若い店員がイキイキと動き回り、とても気持ちのよい接客をしていたんです。自分もこんなお店をやりたいと思いました」
　2014年12月にオープンした「狐崎漁港晴れの日」の店長を務める今も、店で働く若いスタッフに対する思いは強い。飲食業でアルバイトをする人の中で飲食業界に残る人は多くないが、人を喜ばせることができる人になって巣立ってほしいというのが菅野さんの願いだ。だからこそ、最低限の挨拶や時間を守る意識については人一倍厳しく指導する。その上で、どうすればお客様が喜んでくれるかはスタッフ自身が考えることが理想だと言う。
「それができる人が地域に増えたら、地域全体が活性化するはずですよね。だから、若い人たちにはもっと飲食業を経験してほしいんです」
　美味しい料理とお酒、精一杯のサービスを提供することで、せっかく来てくれたお客様に元気になって帰ってほしい。その元気が別の人に連鎖していけば、街全体が元気になるはずと菅野さんは言う。
「それが居酒屋の役割であり、面白さだと思っています」
　菅野さんが目指すのは飲食業を通じた地域貢献。スタートしたばかりのこの店で試行錯誤を重ねながらも、満足して帰っていくお客様の笑顔と、イキイキと働くスタッフの姿に手応えを感じている。

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