2015年11月掲載
仲間に対する誠意を忘れず
信頼し合えるチーム作りを
仲間に対する誠意を忘れず信頼し合えるチーム作りを
山形蕎麦と炙りの焔蔵 一番町店 ホールマネージャー 三浦修平さん
「山形蕎麦と炙りの焔蔵 一番町店」でホールマネージャーを務める三浦修平さんが飲食業界に飛び込んだのは1999年、20才の時。仙台の洋風居酒屋に就職し、ホールスタッフとして働き始めた。自分なりに努力を重ね、多くの仕事を任されるようになるにつれ、得られる充実感は高まっていった。
その店に勤めていた頃、三浦さんは新店立ち上げの主要メンバーとしてオープニングスタッフを取りまとめる立場になった。まだ経験の浅かった三浦さんは、「一人ひとりと誠心誠意話をしていくしかない」と考え、こまめなミーティングでスタッフ同士の意思疎通を図った。その一方で、接客や料理に関する試験をスタッフに課すという試みも始めた。そのような取り組みを続けた結果、お客様をもてなす意識を共有した、一体感のあるチームができたという。「この経験を経て、それまで以上に、やりがいを感じられるようになりました」と三浦さんは振り返る。
三浦さんは2011年から働き始めた今の店でも、ホールスタッフを指揮する立場にある。若手に指導する際には、自分の経験だけに基づいた一方的な言い方にならないように心掛けているという。「世代も、育ってきた環境も違う人間同士。感覚が違って当たり前です」と話す三浦さんは、常に相手の思いや考えを尊重し、じっくり話をして物事を進めるようにしている。
「でも何よりも、まずは自分が率先して仕事をするようにしています」
その真摯な姿勢が伝わっているからこそ、三浦さんは他のスタッフの大きな信頼を集めている。
お客様をもてなす準備に余念がない。決して手を抜くことなくテキパキと仕事をこなす姿は若いスタッフの見本だ。
他のスタッフからは「ムードメーカー的存在」との評価も。同僚を楽しませ、自分も楽しむのが三浦さん流。
◆◆◇SHOP INFORMATION◇◆◆
山形蕎麦と炙りの焔蔵 一番町店
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区一番町3-1-16
- PARM CITY131ビルB1F
- 電話
- 022-399-9139
- 時間
- 11:00~14:30、17:00~22:30
- 休日
- 年中無休
- 交通
- 地下鉄広瀬通駅より徒歩5分