2015年4月掲載
お客様と身近に接する
この仕事が大好きです!
お客様と身近に接するこの仕事が大好きです!
トリとヤサイとサケ ともやん 女将 髙橋麻子さん
2015年春にオープンした居酒屋「トリとヤサイとサケ ともやん」の店内を元気いっぱいに動き回るのは、女将の髙橋麻子さん。24才の若さながら、店を切り盛りする。
麻子さんがこの仕事を選んだのは学生時代。地元新潟の居酒屋でのアルバイトがきっかけだった。
「お客様の反応がうれしくて、一生の仕事にしようと決めました」
麻子さんは卒業後、様々な業態で経験を積みたいと上京。レストラン、カフェ、ダーツバーなど、接客業なら何でもトライした。そうした経験を積み重ねていくうちに、自分らしい接客をしたいとの思いが募る。人気イタリア料理店で本格的なレストランの接客を身につけた後、夫の出身地・宮城で夫とともに居酒屋をやろうと決めた。
「お客様との距離の近さが、居酒屋の魅力だと思うんです。食材の生産者のこだわりやお酒のおいしい飲み方などを私自身の言葉で直接お伝えして、お客様に満足していただければうれしいですね」
麻子さんは今日本酒と焼酎の利き酒師の資格を取得し、さらにソムリエの資格に向けて勉強中だ。
「自分がわからないことはお客様に伝えられない。お客様にもっと満足していただけるように、自分の引き出しを増やしたいんです」
将来の目標は、自分の力で一から店をプロデュースすること。そのためには、経営のノウハウやスタッフの育て方も身につけなければならない。
「でもまずは、このお店を大繁盛させない」と、全力投球の毎日である。
若いスタッフも「私とほとんど同世代なのに、しっかり女将さんの役割を果たしている」と麻子さんに信頼を寄せる。
「正直、睡眠時間が少なくてキツいときもありますよ」と言いながらも、営業が始まると楽しくて仕方がないとのこと。
◆◆◇SHOP INFORMATION◇◆◆
トリとヤサイとサケ ともやん
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区木町通2-1-55
- 第八丸昌興業ビル1F
- 電話
- 022-725-8458
- 時間
- 月曜~金曜17:00~翌1:00
- 土曜17:00~23:00
- 休日
- 日曜(祝日の場合は営業)
- 交通
- 地下鉄北四番丁駅より徒歩1分