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2017年10月掲載

魚・炭・酒 おはし二日町/
煮干そば 肉おでん 片平小十郎

店主 野 大輔

1976年角田市生まれ。営業職などを経験した後、とある飲食企業の社長の理念に感銘を受けて入社、飲食業界へ。その後、仙台で居酒屋の立ち上げ担当などの経験を積み、40才の時に独立。現在、仙台市内で2店舗を経営している。

働きたい環境は自分でつくり出すもの

昨年7月に「魚・炭・酒 おはし二日町」をオープンさせた菅野さん。開業に際し、一番に考えたことは「人が働きたい環境にする」というものだった。「10年ほど飲食店に勤め、一番苦労したことが人材の確保でした。飲食の仕事は楽しくてやりがいのある仕事なんだけど、待遇の面から飲食業界から離れていってしまう人も多い。だから、働きたい店にしたいと思ったんです」

オープンから1年余り。待遇含め、働く環境としてまだまだ改善の余地は多いという。「今のスタッフたちには、みんな自身で自分が働きたい会社をつくっていこうと話しています。僕は飲食店の店長をやっていた時に、休みが欲しかったから人材を採用、育成して、自分がいなくても大丈夫な環境をつくって休んでいた。休みを増やすために人材育成をしたり、店の利益を上げて自分の給与を増やしたり、みんなにも経営者と同じ目線で考えて動いて欲しいです」。そのために週一回のミーティングでは、料理人もホールスタッフも含めた全員で損益計算書の読み方などを勉強する機会を設けている。「例えば僕がいなくなっても自分で道を切り拓いて生きていけるようなスキルを身に付けてもらいたいと考えています」

ルールは決めない 失敗も個性も受け入れる

社員の自立を促す菅野さんは、成長のチャンスを提供するよう気を配っている。「致命傷にならないぐらいの失敗をどんどんさせたい。僕も失敗させてもらい、経験から自分で学んだことがたくさんある。手を出したいことも多いけど、グッと我慢して挑戦、失敗を経験させています」。

現在、店で決めているルールは時間を守ること、挨拶をすることの2つだけだ。「髪型や服装など細かいルールは決めていません。そこで個性がでるけど、それでいいんじゃないって思っています。型にはめようとすると窮屈になる。あとは僕が適材適所を見つけて配置すればいい。スタッフが新鮮な気持ちで生き生きと働いていれば、お客様に必ず伝わる。そういうことが大事だと考えています」

みんなでつくりあげる仙台で一番働きたい会社

今年11月には法人化を予定している。社名は、「会社は社長のものではない。そこに関わるみんなのものだ」という社長の思いが込められたものにするという。今年8月には2店舗目をオープンした。今後も新しい挑戦をするにあたって、人が重要課題だと語る。「人の定着率がまだ目指すところまで到達していません。人が辞めてしまった原因をスタッフ全員で共有することで、みんなの経験値を上げ、今後に生かせるようにしています」

最後に目指す将来像を聞いた。「店舗数や売り上げ規模はあまり考えていません。何よりも、おもしろくて強い集団にしたい。そして、仙台で一番働きたいと思ってもらえる会社にするというのが、今、みんなで掲げているビジョンです!」

歩み

写真2

店舗

魚・炭・酒 おはし二日町 煮干そば 肉おでん 片平小十郎

創業
2016年7月
従業員
13名
魚・炭・酒 おはし二日町
仙台市青葉区二日町3-31 Bonds & R 2F
電話:022-281-8041
煮干そば 肉おでん 片平小十郎
仙台市青葉区一番町1-17-20
電話:022-797-5168

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