グルメキャリーで転職・就職に成功した飲食人インタビュー
株式会社 寿カンパニー 夜ノ焼魚 ちょーちょむすび
ホール・キッチンスタッフ 佐藤 拓也
客として通っていた大好きな店が、今は自慢の職場になりました。
佐藤 拓也さん
35才・入社2年
前職/電子部品の製造・開発
現在/ホール・キッチンスタッフ
仙台市出身。昔から食べること、おいしいお店に興味があり、『居酒屋ちょーちょ』と出会う。初めて訪れた時からお店の雰囲気、活気に圧倒され、一気に同店のファンに。3年ほど通った頃、「食」を仕事にしたいと思い、転職。
採用に至るまでの就職活動DATA
■活動期間 1ヶ月 ■応募数 1店舗 ■内定獲得 1店舗
お店(会社)を選んだポイント
「飲んで食べるだけじゃない。とにかく楽しかった」と客として訪れた時を振り返る佐藤さん。自分も雰囲気を作る側になりたいと入社。
2018年12月掲載
転職のきっかけを教えてください。
もともと食べることが好きで、1号店の『居酒屋ちょーちょ』へ客として初めて足を運んだ時からお店の活気にひきつけられて通うようになりました。同じ頃、農業をやっている友人の手伝いをする機会があり、生産者やそれを調理してお客様を喜ばせている飲食の仕事に興味をもち、食に携わる仕事をしたいと強く思ったんです。グルメキャリーを見ていたら、自分の大好きな『居酒屋ちょーちょ』が2号店オープンに伴いスタッフ募集をしていて。ここで働きたいという気持ちを抑えきれず、応募しました。
どのような転職活動だったのでしょうか?
まずはこの会社を受けたいと思って最初に応募しました。面接ではオーナーの人間味あふれる魅力をとても感じたことが印象的です。客として店で感じていた活気や楽しい雰囲気は、オーナー自身の人間性がお店ににじみでているんだと思いました。面接後、結果が出るまではドキドキして別の会社に応募する気持ちになれなくて...。採用の連絡をいただいた時にはやった!という気持ちと同じぐらい、プレッシャーも感じました。ついに自分はこの道に飛び込むんだ、と。この時すでに33才だったので、もう後にはひけないなと身が引き締まる思いでした。
憧れの店の一員となって、いかがでしたか?
最初はガチガチに緊張して、どんな風に過ごしていたのか記憶がないんです(笑)。でも、先輩スタッフがお客様と会話を弾ませている姿や、カウンターで調理をしながらお客様への目配りを欠かさない姿などを見て、自分もそうなりたいと思いました。それから、うちの会社は私と同じように飲食未経験、異業種から転職してきた人が多いんです。そこは励みになった部分でもありますね。スタッフはみんな多彩な経験を積んでいて、個性的な人が多くて、面白いんですよ。楽しもう、楽しませようという気持ちのスタッフばかりで楽しいです。
現在は、ホールのほか、キッチンの揚げ場も担当する佐藤さん。「これは数秒で燗酒ができる珍しい酒燗器なんですよ」、「先ほどお話していたこと、僕も興味があって...」など様々な話題でお客様を楽しませる努力を欠かさない。
未経験から飲食業界に飛び込んで2年。今のお気持ちを教えてください。
大変なこともありますが、毎日違う人と出会い、いろいろな話をする機会があるのが何よりもいいですね。お客様と触れ合う中で人生勉強ができていると思います。またこの会社では、仙台では食べられない、飲めないものを経験したり、いろいろなところで頑張っている人から学んだりできる研修があり、貴重な体験をさせてもらっています。勤め始めて2年になりますが、改めて、採用されてここに立てていることがありがたいなと感じています。
今後の展望をお聞かせください。
お客様に対して、お店らしさのほか、自分の個性も表現できるようになれたらいいなと考えています。そのためにももっと知識も経験も積み重ねていきたいです。また、自分がオーナーやお店に魅力を感じて入社したように、自分が表現したものをきっかけに入ってくるスタッフがいたらうれしいですね。お客様やスタッフ、生産者の方など、多方面とのつながりを大切にしていきたいです。
居酒屋 ちょーちょ オーナー 長尾さんの今後期待すること
全く違う業界から飛び込んで来てくれましたが、彼はお客様とのコミュニケーションの取り方がすごく上手いんです。接客をすごく頑張ってくれている印象があるので、今後も料理だけではなく『接客』も更に磨いてもらい、彼に会いに来てくれるお客様が増えていくことを期待しています。
夜ノ焼魚 ちょーちょむすび
住 所:仙台市青葉区上杉1-7-32 KTビル1F
電 話:022-796-8193
定休日:不定休
時 間:17:00~24:00
金・土・祝前日/17:00~翌1:00
交 通:地下鉄南北線「北四番丁駅」より徒歩5分