最終更新日 2019年01月17日

飲食店で働く人の求人・転職サイト「グルメキャリー」

MENU

フードサービス業界の労務相談

※各記事に関しましてグルメキャリー本誌掲載当時のものになります。法改正により、現在の内容と異なっている場合もございます。ご了承ください。

「遅延証明書を提出した場合の遅刻の取り扱いについて」

質問1

Q.

私は電車通勤をしています。電車が事故で遅れたため仕事に遅刻したとき、 鉄道会社の発行した遅延証明書をお店に提出しました。ところが、通常の遅刻と同じ扱いになり、遅れた時間分の賃金も控除されました。おかしくないですか。
【20才 男性】
答え

A.

高校や大学など学生の場合、電車が遅れたときに遅延証明書を提出すれば、遅刻扱いにならないケースが一般的でしょう。しかし、学校に通うことと労働をするということは、分けて考えなければいけません。労働とは、労働者が”労働を提供すること“、使用者(企業側)がその労働に対する”賃金を支払うこと“ を基本的な義務内容とする契約です。厳しい表現かもしれませんが、電車が遅れたからといって、遅刻をする権利が発生するわけではありません。理由はどうあれ、遅刻によって提供されなかった時間分の労働に対する賃金を使用者は支払う義務はないということになります。  とはいえ、無断遅刻や正当な理由の無い遅刻とまったく同じ取り扱いをするというのは問題があります。たとえば、皆勤手当を不支給にしたり、賞与算定時にマイナス評価をしたりといったことはやりすぎでしょう。ましてや、遅刻時間分の賃金控除のほかに、減給の制裁などのペナルティを課すとすれば、懲戒権の濫用と判断されるでしょう。
グルメキャリー112号掲載

飲食店オーナー・経営者のみなさまへ
飲食業に強い社労士です!
久野先生

特定社会保険労務士 久野 航 Wataru Hisano PROFILE

昭和46年生まれ。寿司職人、ファミリーレストランなど外食業界の勤務経験豊富。チェーン系居酒屋店長を経て、社会保険労務士として独立。現場での経験と法的な視点を持ち合わせる異色の社労士として、飲食業の労働環境整備に向けて日々奮闘中。

ひさの社会保険労務士事務所〒114-0023 東京都北区滝野川7-39-3 丸勝マンション201

業務案内:給与計算、労働・社会保険の手続き代行、就業規則の診断・作成 店長・管理職対象労務研修の実施、人事・労務相談

お問い合わせはお気軽に! E-mail:info@SR-hisano.com URL:www.SR-hisano.com TEL:03-3906-4636 FAX:03-3906-2722
まずは会員登録

会員登録をすると、応募時に毎回入力しなくて済むから応募がとっても簡単に!
「後で見る」や「スカウトメール」などの便利な機能もご利用いただけます。

会員登録はこちら

後で見る一覧

【求人情報誌】グルメキャリー最新号

グルメキャリー最新号

飲食業界の求人情報やお役立ち情報が満載です!

vol.366

01/10 発売

価格200円

オンライン書店から購入