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最終更新日 2018年12月06日

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カイザーキッチン 株式会社

創設者&最高経営責任者 クリストファー・アックス
創設者&最高経営責任者/チーフハピネスオフィサー マーク・リュッテン

チーム全員をハッピーにするのが私たちの役割であり、使命です。

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クリストファー・アックス - Christopher Ax -(写真左)

父親が営む広大な有機農場で幼少期を過ごす。大学卒業後、40ヶ国以上でビジネスを展開するベンチャーキャピタルに入社。わずか6ヶ月で、中南米最大のオンライン・マーケットプレイスへと成長させた。その後、ニューヨークオフィスに異動し、ファイナンスやマーケティングなどの経験を積む。趣味は読書とアート、そしてスキーと自然。

マーク・リュッテン - Marc Luetten -(写真右)

1991年、ドイツ・ハンブルグ出身。ドイツ最高峰の名門校ヨーロピアン・ビジネス・スクールを19才で卒業。その後、ベンチャーキャピタル(Team Europe)が所有するeコマース事業の最高執行責任者に就任。経営手腕を発揮して、事業を拡大し、同社の米国進出を成功に導いた。食と旅をこよなく愛する一方、書籍や建築にも造詣が深い。

2018年9月掲載

モダンで本格的なドイツ料理と新鮮なドイツビールを届けたい

 ドイツの食といえば「ビールにソーセージ!」くらいは思い浮かんでも、その後が出てこないという人も多いのでは。日本におけるドイツ料理といえば、敷居の高い専門店でいただくものというイメージ。ドイツビールも美味しいのはわかっているけれど、それなりに値が張る。気軽に楽しむには、やはりハードルの高さがありそうだ。

 だからこそ、「シュマッツ」の 快進撃が続いているのだろう。日本初のドイツ料理に特化したビアダイニングは誰もが入りやすいカジュアルな雰囲気。手頃な価格の良質なビールに、今どきのトレンドを取り入れた豊富なメニュー。モダンでありながら本格派、相反する要素が絶妙に融合している。

 さらに、シュマッツの共同代表を務めるのが2人の若きドイツ人であることも話題を呼んでいる。今回、取材に応じてもらった創設者&最高経営責任者であるマーク・リュッテン氏はなんと27才。「クリスも私も、ドイツビールとモダンドイツ料理を届けるために、日本にやってきました」と、立ち上げまでの経緯を語ってくれた。

「日本人はクオリティの高いものをよく知っています。ビールも好きで、いろいろな料理を楽しんでいる。日本人になら、ドイツビールの良さが理解してもらえるだろうと感じていました。一方、私たちがドイツで飲んでいるビールは日本には広まっていないということも知りました。どんなにこだわってつくったビールでも、輸入すると時間が経って味が損なわれ、値段も高くなります。高価なのにフレッシュでないものになってしまっている。そこを何とか変えたいと思ったのです」

 神奈川県のブルワリーとタッグを組んで、オリジナルのビールを開発。水以外は100%ドイツ産の原料を用いて、ドイツの"ビール純水令"に則ったこだわりの製法を遵守する。新鮮さを保ちながら、なおかつ本格的なドイツビールを完成させた。

 2人の「お客様にできるだけ近い形で商売しよう」という想いから、移動販売のフードトラック1台でスタート。瞬く間に評判が広がり、翌年には1号店を赤坂にオープン。創業からわずか4年の間に都内8店舗を展開するまでに、急成長を遂げていく。

「正直、ここまで幅広い年齢層の方に利用していただけるとは思っていませんでした。シニア世代はやっぱりドイツビール、若い世代には手頃な価格の料理が受け入れられたのかもしれません。変化しつつあるドイツのモダンな世界を日本で経験できるところも支持されている理由の1つだと思います」

CEOとはまた別に担う役職は"チーフハピネスオフィサー"

 9月、赤坂のアークヒルズに新店がオープン。今月中にさらにもう1店舗、日本橋髙島屋S.C.新館への出店も控えている。オープニングラッシュはまだまだ続く。この勢いにあふれるチームを率いるリュッテン氏はスタッフへの感謝の言葉を幾度となく繰り返す。

「今の私たちがあるのは、チームのメンバーに支えられてきたから。従業員みんなのおかげです」

 多忙極まりない日々を送りながらも1人ひとりとの密なコミュニケーションを欠かさない。それというのも、彼はCEOとは別にもう1つ役割を担っている。名刺に記された、その役職名は"チーフハピネスオフィサー"だ。

「従業員と雇用主の関係性はただお金だけではありません。もちろん報酬をお支払いした上で、その人をもっと幸せにする責任が会社にはあると考えています。スタッフがハッピーであればあるほど、何も言わなくてもがんばってくれるもの。そういう意味でも、チーム全員をハッピーにすることが私たちの役割であり、使命です」

 具体的には3ヶ月に1回、全社員と面談。毎月1回は"チームイベント"と称して、アルバイト、社員の分け隔てなく参加できる食事会を開催。その会を主催するのもチーフハピネスオフィサーの重要な役割になっている。他にも、営業成績の優れた店舗に対するご褒美ランチの席にも必ず顔を出す。

「今は、ほぼ面談が仕事といっても過言ではないほど。ますます忙しくなってきています」というリュッテン氏のハードワークが察せられる。

 それでも、「そんなに大変だとは思いません。お店を回してくれているチームのみんなのほうがずっと大変です」とも。まだ日本語もままならない中、フードトラックでの移動販売から体験してきた創設者ならではといえるだろう。現場の苦労を理解し、日々、敬意をもってスタッフと接している。

「たとえば、シェフになりたい人にはどういうステップが必要か、結婚したいという人がいれば経済面でのサポートができないかなど、彼らの人生をハッピーにするために何ができるのかを、1人ひとりに対して常に考えていきたいと思っています」

マーク・リュッテンさん

1ヶ月1店舗ペースの出店を計画
今もすべてがチャレンジです

 客足の絶えない「シュマッツ」の盛況ぶりを見ていると、いよいよドイツビール&ドイツ料理ブームの到来が予感される。今後も、カイザーキッチンでは、1ヶ月1店舗という超ハイペースでの出店を予定。「準備はできていますし、何とか乗り越えられる、実現できるチャレンジだと思っています」と、リュッテン氏は胸を張る。

「これまでも、すべてが初めての経験であり、チャレンジでした。それらと真摯に向き合いながらいろいろなハードルを乗り越えてきました。今回の1ヶ月に2店舗をオープンすることも私たちには大きなチャレンジですし、今もすべてがチャレンジです。毎日、そういう精神で取り組んでいます」

 日々のチャレンジのその先へ──確かなビジョンは描き出されている。

「第一に、我々のミッションである本物のドイツビールとモダンドイツ料理を世界へ届けることです。もう1つは志を持ってこの会社を選んでくれたメンバーに活躍の場を与えたい。彼らのキャリア構築を念頭に置き、店舗をさらに広げていきたいと考えています」

 出店ペースを加速させ、急拡大を続けているのも、チームの成長があればこそ。今後も"チーフハピネスオフィサー"たるリュッテン氏は、スタッフ1人ひとりの声に耳を傾け、新たなハピネスを生み出していくことだろう。

「スタッフそれぞれの事情を汲み取り、個々のケアをキープし続けていくことが今後のチャレンジになってくるでしょう。ビジネスが拡大するにつれ、自分1人で全員をケアすることは難しくなるので、この精神をいかに浸透させられるかが課題です。ただ、チームのみんなが幸せになってくれることが何よりの私の楽しみであり、みんなを幸せにすることが私の幸せであると感じています。自分のキャリアを構築したい人、独立を目指している人には、それに応じた責任と仕事を用意します。夢に向けてチャレンジしたいという人は、ぜひご相談ください」

shop.jpg【取材店舗】SCHMATZ Beer Dining 渋谷神南店

カイザーキッチン 株式会社
─ 店舗情報 ─

SCHMATZ Beer Dining 渋谷神南店

住 所:東京都渋谷区神南1-20-15 神南101ビルB1F

電 話:03-6712-7286

SCHMATZ Beer Dining 赤坂店

住 所:東京都港区赤坂3-19-8 赤坂ウエストビル1F

電 話:03-5545-5424

SCHMATZ Beer Dining 神田店

住 所:東京都千代田区内神田3-18-3

電 話:03-3527-1233

SCHMATZ Beer Dining 吉祥寺店

住 所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-2 ルルビルB1F

電 話:0422-27-1288

SCHMATZ Beer Dining 新宿3丁目店

住 所:東京都新宿区新宿3-18-1 しんじゅく一色ビルB1F

電 話:03-6273-0211

SCHMATZ Beer Dining 川崎店

住 所:神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-2 川崎アゼリアB1F 220

電 話:044-201-7701

SCHMATZ Beer Dining アークヒルズ店

住 所:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル2F

電 話:03-6230-9535

SCHMATZ Beer Dining 日本橋髙島屋S.C.店

住 所:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C. 新館7F

電 話:03-3527-9961 ※9月25日OPEN

SCHMATZ Beer Stand 表参道店

住 所:東京都港区南青山3-13 COMMUNE 2ND

電 話:03-6721-1142

現在8店舗展開中

文:西田 知子 写真:ボクダ 茂

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