1969年生まれ。軽井沢、下田のホテルでの勤務を経てフランスに渡り「ジャックマキシマン」「コートドール」にて修業。
帰国後、横浜のフランス料理店で料理長として修業を積み、1999年に独立。三浦半島独特の食材に惚れ込み、本場フランスの
コピーではなく、ナチュラルフランス料理と評される、日本人ならではの独創性あるフランス料理を追求している。
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国産ワインに見つけた「マ デュ ヴァン」 長野を訪れる度に、国産ワインを造る個人の方にお会いしてみたい、といつもこんな思いが込み上げてきます。 特に須坂市から高山村に広がる素晴らしいワイン畑を目にする度に、ますます思いは募ります。 そんな時、小布施のとある宿泊先の女将に、ワインに対する私の想いをお話したところ、 「知り …
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黒いダイヤモンド、国産トリュフの収穫 ここ最近、国産トリュフが様々な地域、場所で見付かり話題となっております。 トリュフと言えば地中の中にありトリュフ犬が探すイメージを誰もが持っていると思いますが、国産トリュフはトリュフ犬がいなくても人の目で探す事が出来きるパターンと軽く土を掘り探すパターンの2つがあります。 いず …
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国産強力粉の魅力 最近、国産小麦が話題となっております。 地方の道の駅を覗いても、よく陳列されているを見かけます。 私は急に生産地を訪ねてみたくなりました。 「もう収穫が始まっているのでは? いやもう終わっているかもしれない」と期待と不安が入り混じりました。 本当は大きな産地に行ってみたかったの …
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薩摩芋のプロが作る薩摩芋 秋になり、薩摩芋が美味しい季節がやってきました。 薩摩芋には、実に様々な品種・種類があります。 白やオレンジに紫、黄色と色もカラフルです。 薩摩芋、実は私、個人的に正直あまり興味を持てない素材でした。理由は2つあります。 1つ目の理由。今から15年ほど前あたりまでは、フランス料 …
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軍鶏の育成に情熱を注ぐ江川さん 軍鶏。 あの何とも言えない歯ごたえと、余計な水分がなく噛み締めてじゅわっとくる肉汁は全て旨味で、あの濃い肌色の脂は、さらに軍鶏の旨味を引き立てくれます。軍鶏は本当に美味しい肉です。 以前、私のお店でも使っておりましたが、取引していた生産者さんがやめてしまって以来、使わなくなって …
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麦茶もこだわれば面白い世界。 残暑きびしくなる今日この頃、各ご家庭の冷蔵庫にいつもあるものと言えば「麦茶」ではないでしょうか。 私も幼き頃、「暑い、暑い」と言いながら、家に帰って真っ先に行く場所は冷蔵庫だったと思います。 母が冷蔵庫に用意してくれていた冷えた麦茶をごくごくと飲み干していた幼き記憶がございます …
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抹茶へのこだわり。 抹茶スイーツが流行の昨今。 抹茶とはなにか、を深く考えてみた事はありますか? 抹茶と言えば、抹茶に付随する茶器や茶室に作法のイメージが強いかもしれません。 抹茶そのものよりも周りのイメージがきらびやかにもてはやされ、一般的に抹茶は「抹茶」という一言で終わってしまうかもしれません …
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国産フルーツが醸し出す食べられるフルーツティー 今回は、栃木県の那須高原辺りを散策してみました。 道の駅を覗くと流石は那須高原。素晴らしいアスパラや様々な新鮮野菜だけでなく、イチゴや個性ある卵に乳製品と、まさに食材の宝庫といった印象でした。 その中で私が気になったのは、店内の片隅にひっそりと陳列されていたドライフルーツでした …
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意外な春の味覚 ヤマブシタケ編 「春になったらまた来な。沢山収穫出来るから」 昨年の秋、ある生産者さんの言葉を春のぽかぽか陽気と共に思い出しました。ふと、“それ”の旬がなぜ春なのかと思い、今回は「ヤマブシタケ」を求めて、長野県の坂城町に行ってきました。 現地に着くと、生産者の「お~い原木(げんき)会」の会長で …
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