グルメキャリーで転職・就職に成功した飲食人インタビュー
株式会社 つち屋博多もつ鍋 山笠
佐藤 慎吾さん
2店舗の運営・統括に携わる 多忙だけれど楽しい毎日です。
佐藤 慎吾さん
33才・入社5ヶ月
前職/エリアマネージャー
現在/マネージャー
1979年、埼玉県生まれ。高校生のときから居酒屋等でアルバイトを経験。専門学校卒業後、大手居酒屋チェーン店でエリアマネージャーとして従事。今年2月、「㈱つち屋」に転職。現在、マネージャーとして「博多もつ鍋 山笠」池袋店・神楽坂店の2店舗を担当する。
採用に至るまでの就職活動DATA
■活動期間 1ヶ月 ■応募数 2店舗 ■内定獲得 2店舗
お店(会社)を選んだポイント
大きな将来性を感じる会社でした。採用担当者の熱い想いに触れて、「この人と一緒に働きたい!」と思ったのが決め手でした。
2012年9 月掲載
高校生でアルバイトを経験して以来、ずっと居酒屋業界で働いてこられたんですね。この仕事の魅力はどこにありますか?
単純に仕事をしていて楽しいからです。自分で作って提供して、お客様にその場で感想を聞けるのが一番だと思います。
2店舗に応募・内定をもらっていますが、自分なりの選択の基準はあったのでしょうか?
もう1店も居酒屋で大きな会社でしたが、完成しているところより、これから伸びていく会社で働きたいと考えました。それと、採用担当者だった中島さんから店の経営を立て直した体験談を聞いて共感しました。商売に対する熱い想いに触れ、一緒に働きたいと思ったんです。
入社して、すぐにとけ込めましたか?
はい。転職経験がありますから、スタッフとの付き合い方には自信がありました。今では上司の中島さんとも仕事後に、よく飲みに行ったりしています。
新業態を開発し、新店の立ち上げに挑戦したい!
マネージャー職にも入社後、すぐ就かれたのですか?
研修期間の後、池袋と神楽坂、2店舗の統括責任者をしています。池袋で仕込みをしてから神楽坂に向かったり、現場に入るのは半々くらいですね。店舗の運営からスタッフの管理・教育、販促まで一通りの業務を全部任されています。あとは通信販売を立ち上げる予定で、業者の手配にも携わっています。
多忙な毎日で大変ですね。
仕事が好きなので、そうでもないですよ。とくに新しい企画を考えるのは楽しくて、やりがいを感じています。もう出張にも行かせてもらっているんですよ。博多にすごく美味しいもつ鍋屋があって、その本場の味に近づけようとがんばっているんです。
佐藤さんがいつも心がけているモットーは何ですか?
お客様に喜んでいただくこと。そのためには、まずスタッフを楽しませることだと思います。スタッフを楽しませれば、その楽しさがお客様にも伝わっていくはずですから。
なぜ採用されたと思いますか?
正直なところ、採用される手応えを感じていました。過去の経験なども認めてもらえたでしょうが、経歴よりやる気をしっかりと伝えられたことが大きかったと思います。そうするためにも、常にスキルアップを怠らないことが大切。日ごろから自分なりに勉強し、スキルを磨く努力をしていれば、自信を持って面接に臨めるはずです。付け焼刃の知識で盛った話をしても、面接官にはすぐにバレてしまいますからね。自分を飾り立てるようなアピールは必要ないければ、自分過小評価しないことです。
お客様から、うれしいお声がけもいただいているのでは?
「美味しい」という言葉をいただけるのはいつもうれしいものですが、暑い時期のもつ鍋は集客が落ちるんですね。そんな中でもいらしていただけること自体がうれしいですし、「暑いけど食べたくなるんだよね」と来られる常連の方の声を聞くと、とても励みになります。これからも、もっと多くのお客様に喜んでいただききたいと思います。
「株式会社 つち屋」 ゼネラルマネージャー中島 宣祥(なかじま のぶよし)さんの採用のキメテ!
佐藤さんは面接での受け答えの仕方と目線が印象的でした。質問に対してイエス・ノーで答えるだけではなく、プラスαして自分の意見を述べられる。なおかつ、必要なときに人の目を見て話すことができる。どちらも幹部候補として必要な能力です。この人なら、部下に自分の考えをしっかりと伝えられるだろうと思いました。現在はマネージャーとして、そうした期待に十分応えてくれています。今後は企業経営に必要な知識をさらに身につけ、当社の飲食部門を担う人材として活躍してもらいたいですね。
博多もつ鍋 山笠 池袋店
住 所:東京都豊島区東池袋1-7-5池袋イースタンビルB1F
電 話:03-3982-1129
定休日:不定休
時 間:17:30~24:30(L.O.23:30)
交 通:各線池袋駅徒歩1分
文:西田 知子 写真:yama
2012年09月06日 掲載