イタリアン|和食|カフェ|居酒屋|寿司|オープニングスタッフ募集|個人店|海外募集など
飲食店の正社員・アルバイト求人サイト「グルメキャリー」

MENU

加納コーポレーション 株式会社 代表取締役社長 加納 史敏さん求人・加納コーポレーション 株式会社 代表取締役社長 加納 史敏さん転職情報 グルメキャリー

企業Top・経営陣に聞く経営ポリシー&見つめるビジョン

leaderLogo.jpg

加納コーポレーション 株式会社

代表取締役社長 加納 史敏

“食の総合会社”を目指して
チャレンジはまだまだ続く

main.jpg

加納 史敏
– Fumitoshi Kano –

1985年、東京都の築地生まれ築地育ち。明治4年創業の「つきぢ尾粂」4代目の父のもと、29才まで営業職に携わる。2015年3月、1号店となる「海鮮もんじゃ もへじ 本店」をオープン。同年7月、加納コーポレーション 株式会社を設立。現在、もんじゃ店8店舗、高級ひもの・西京漬の専門小売店2店舗、築地場内市場で卸売業1店舗を運営する。

創業148年の築地魚河岸 5代目が経営刷新を断行

 創業からわずか3年の間に、加納コーポレーションは急成長を遂げてきた。もんじゃ8店舗の他、高級ひもの・西京漬の専門店2店舗を展開。その母体となるのが明治4年創業の「つきぢ尾粂」。築地場内市場で代々、海産物の卸売業を営んできた。大幅な経営刷新を断行した加納氏は5代目でもある。それが、なぜまたもんじゃ?

「大学を卒業して、父の下で営業として働き始めたのですが、ただ家業を継ぐというのは性に合わない、何か新しいことを始めたいと考えていました。職人気質の父は高品質を守りながら継承してくれましたが、自分は全く性格も違って真逆のタイプ。美味しいものをもっと広めたいと常に思っています。何で起業すればいいだろうと模索する中、注目したのがもんじゃです。もともと食べるのと旅行が好きで、地方都市の名物を食べ回って、東京には名物料理がないことに思い当たりました。強いて言えば、東京の名物はもんじゃではないかと気づいたのです」

 古くから、築地の隣町の月島はもんじゃ焼きで有名な土地。加納氏自身も「もんじゃで育った」というくらい、地域に根付いた身近な食べものだった。

「自宅でもホットプレートでつくって食べていました。母親のもんじゃが一番うまいなといつも感じていたのですが、なぜだろうと考えてみると、新鮮な海鮮をがっつり入れていたから。冷蔵庫は魚で埋め尽くされていたし、出汁も扱っていたので、母は出汁を使って、もんじゃをつくっていました。この海鮮をふんだんに使用したもんじゃを提供すれば、多くの人たちに美味しいと思っていただけるだろうと、もんじゃの店を出すことに決めました」

 2015年3月、1号店の「海鮮もんじゃ もへじ 月島本店」をオープン。約100軒のもんじゃ店が軒を連ねる月島もんじゃストリート。商店街の一番端に位置する4番街に店を構えた。

「オープン1ヶ月は全くダメで、お客様が1人も来ない日もありました。ただ、この街の人は新しい店ができると、一度は行ってみるんですよ。海鮮もんじゃを前面に打ち出した店が他になかったので、珍しさもあったのでしょう。そうして地元の方に来ていただいたところから、口コミで徐々に広がっていきました。3ヶ月が過ぎる頃には、行列ができる店になっていました」

社内で競い合いながら進化 多士済々の人材が陸続と集う

 月島の「もへじ」に次いで翌年には浅草に「もきち」「えもん」など次々と新店舗をオープン。現在、もんじゃだけで6ブランドを展開している。

「さらに美味しいもんじゃを目指すために、自社内に複数のブランドをつくりました。社内でお互いに競争する体制がなければ進化は起こりません。なので、各店ごとにもんじゃの味は全く違います。年内にもんじゃの味や鉄板の手さばき、接客などを競い合うコンテストを開催したいと考えています」

 これほどのスピード感を持って事業展開を進められるのは、優秀な人材が多数揃っていればこそ。もとより交友関係が広く、「人とのコミュニケーションに関しては自信があった」という加納氏の周りには、個性的なメンバーが陸続と集まってきている。

「学生時代の後輩や友人・知人、地元の方たちなど、いい仲間がどんどん増えてきています。現在のスタッフは、アルバイトも含めると180人。もんじゃ一筋10年の人や、中には、元お笑い芸人や元刑事という人もいるんですよ。人に恵まれ、その方たちが活躍する場を広げるためにも出店を加速してきました」

 人材育成にも力を注いでいる。もんじゃというお客様と接する時間の長い業態においては、とくに全スタッフの接客力アップが求められる。料理を提供すればそれで終わりという接客スタイルではなく、密なコミュニケーションが必要になるからだ。

「1つのテーブルにスタッフ1人が必ずついて、お客様一人ひとりのためにつくって差し上げるので当然、会話をしたり、コミュニケーションをとることになります。全国から、どんな食べ物なのだろうと観光気分でもんじゃを食べにいらっしゃる方も多い。外国からのお客様も増えています。そういう人たちにとっては、もんじゃはただの食事ではなく、文化体験になります。スタッフは江戸の文化を発信する文化の伝道師でもあります。人を楽しませたり、接客が好きな方にはとてもやりがいのある仕事になるでしょう。ただし、そのための接客マナーはしっかりと身につけておいてもらいたい。なにも型にはまった堅苦しい接客は必要ありません。目指すのはフランクだけれど、気持ちいい接客。きっぷがいい応対をしてもらいたいと思っています」

 スタッフの間では、”チャキチャキの接客”と呼び習わしているのだとか。「粋でいなせな接客」を習得するためのマナー講習を社内で実施している。実は、その講師を務めるブランドマネージャーもまた元客室乗務員というキャリアの持ち主。多士済々の人材が結集した加納コーポレーションは勢いのまま、いよいよ次のステージへ向かおうとしている。

加納 史敏さん

創業期の仲間たちとともに100年企業をつくりたい

 常に食の近くに身を置き、食に携わりながら、加納氏は将来のビジョンを明確に描いてきた。”食の総合会社”をつくるという目標に向けて、一歩一歩着実に歩みを進めている。

「卸売、小売、外食の次は旅館・ホテル業、ゆくゆくは観光業も手がけたいと考えています。たとえば、朝、当社の観光ツアーで市場に行って自分の好きな魚を選び、小売店では出汁パックなどのお土産を買い、昼は江戸名物の海鮮もんじゃを食べ、夜、我々が経営する旅館で朝に選んだ魚が調理されて出てくるといった流れを思い描いています。これを実現できれば多くのお客様に楽しんでいただけると思います」

 4月にはハイクラスをターゲットにしたコースで提供するもんじゃ焼き店、5月には新業態の海鮮炭火焼店、8月には江戸をモチーフとしたもんじゃ焼き店、来年は渋谷の大型商業施設に鉄板ビストロ店のオープンが決定している。一方、卸売では和の食材の輸出拡大に注力。小売ではブランドの認知度を高めつつ、デパ地下や空港などへの進出にも意欲を燃やしている。

 平均年令29才の活気あふれる組織を率いる加納氏自身も32才という若さ。まだまだ新たな挑戦は続きそうだ。

「今も新しいことにチャレンジしています。ただ流行りには決して乗らない。昔から受け継がれた食文化を使い、その中で差別化しながら勝負していきたいと考えています。外食としては歴史は浅いですが、その分、創業期のメンバーとしてチャレンジのしがいがあるはず。幹部登用のチャンスや店舗運営のポジション、そして今後、何十年とチャレンジを続けられる環境もあります。今後一緒に組織をつくっていく仲間と100年企業を目指したいですね」

349shop.jpg【取材店舗】海鮮もんじゃ もへじ 月島本店

加納コーポレーション 株式会社
─ 店舗情報 ─

海鮮もんじゃ もへじ 月島本店

住 所:東京都中央区月島3-16-9

電 話:03-6204-2314

海鮮もんじゃ えもん

住 所:東京都台東区浅草1-17-10

電 話:03-5830-3332

浅草もんじゃ かのや

住 所:東京都台東区浅草2-4-11 ホッピー通り

電 話:03-6802-7618

海鮮もんじゃ もへじ はなれ

住 所:東京都中央区月島3-6-4

電 話:03-6312-8983

月島もんじゃ もへじ -両国-江戸NOREN店

住 所:東京都墨田区横綱1-3-20

電 話:03-6658-5159

月島もんじゃ くうや(4月オープン)

住 所:東京都中央区月島3-16-9

電 話:03-6910-1800

浅草もんじゃ もきち

住 所:東京都台東区浅草2-7-19

電 話:03-5830-3232

海鮮もんじゃ もすけ

住 所:東京都台東区浅草1-5-1 1F・2F

電 話:03-6802-8816

他、現在11店舗展開中

現在掲載中の 東京都 の求人募集
または 11~30店舗を運営する企業の求人募集

文:西田 知子 写真:ボクダ 茂

2018年04月05日 掲載

>>記事一覧へ戻る