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株式会社 新和 代表取締役 宇野 辰雄さん求人・株式会社 新和 代表取締役 宇野 辰雄さん転職情報 グルメキャリー

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株式会社 新和

代表取締役 宇野 辰雄

労働環境を刷新して飲食業界に新しい風を起こしたい。

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宇野 辰雄 – Tatsuo Uno –

1964年、東京都生まれ。20才のときに大学を中退して、家業である包装資材事業を営む株式会社 新和に入社。製造から営業まで、一連の業務に携わる。33才で代表取締役に就任する。2003年3月、飲食事業に参入する。2010年3月、西日暮里に「エイジング・ビーフ」の1号店をオープン。現在、3業態10店舗を展開する。

熟成肉ブームは一過性ではない 着実に成長してブランドを確立

 空前の熟成肉ブームが続く中、先駆けとなった「エイジング・ビーフ」ブランドは広く知れ渡っている。その母体となる新和は包装資材の製造・販売を行う会社。今から約7年前、ブームの到来を予感した宇野氏が”エイジング・ビーフ”を商標登録。1号店を西日暮里にオープンしたのが始まりだ。

「肉を寝かせて、旨み成分を増やしたのが熟成肉です。目新しい食材というわけではなく、日ごろから誰もが食べているものがより美味しくなるのですから、これは単なる一過性のブームで終わるはずがないと確信しました」

 それまでコーヒーチェーン等のフランチャイズを手がけてきた経験から、「飲食業には武器が必要」と痛感していた宇野氏は熟成肉という新たな武器を得て勝負に出た。FC店舗を手放し、新事業の立ち上げに全力を注いだ。

「リーマン・ショックの後で、都心の飲食店はどこもガラガラの状況でした。地元におしゃれで美味しい店をつくれば、たくさんの人に来てもらえるのではないかと考えたのです」

 下町らしからぬ、白を基調としたスタイリッシュな雰囲気の店が完成。ところが、期待に反してお客様は一向に集まらなかった。

「当時、100人中の1人さえ熟成肉を知っている人はいません。しばらくの間、赤字が続きました。本体が耐えられるうちは続けようと決めていたものの、8ヶ月ほど経った頃には失敗かなと思うようになっていました」

 もはや撤退かというとき、人気雑誌の取材が入った。それを皮切りに次々とメディアに取りあげられ、あるテレビ番組が発火点となった。

「オープンから10ヶ月後に、ドンと来ました。”エイジング・ビーフ”という言葉がグーグルの検索キーワードランキングの7位になったのです。これで、大きな流れができました」

 以後、ブームを背景に幅広い層の人から支持を集めながら「エイジング・ビーフ」は着実な成長を遂げていく。ブランドを確立した現在、都心を中心に3業態10店舗まで拡大している。

飲食業の社会的地位向上を図る 経常利益の半分を社員へ還元

 20才で入社して以来、宇野氏は長らく包装資材の製造や営業に携わってきた。生粋の飲食人とはまた異なる視点で、飲食の仕事の魅力を伝えている。

「この仕事の一番の楽しさはお客様の幸せそうな顔が見えるところ。パッケージの仕事の場合は作って納品するのが当たり前で、喜んではもらえません。飲食業はお金をいただきながら『ありがとう』と言ってもらえる数少ないビジネスの1つです。また、経営者としては大手も中小も同等なところがいいですね。最近では、大手チェーン店より個人店のほうが評価されるくらいですから。大手と同じフィールドで戦えるのは、やりがいになります」

 一方、飲食業界のあり方にさまざまな疑問も抱き、意見を投げかける。

「飲食人の将来はどうなるのかと考えるのですが、まだ答えを見出せません。自分の店を持つのか、組織の中で自分のポジションを確保するのか、それとも、今と同じように働き続けるのか。当社の社員の平均年令は30代前半くらい。60才になって、この店で同じように働くのは体力的に厳しいでしょう。欧米のレストランでは60才でもプライドを持って、かっこよく働いている人が少なくありません。人から尊敬される仕事で、給与もそれなりにもらえるからです。でも、日本では明らかにそうではない。人を幸せにする仕事なのに、なぜか下に見られています」

 飲食業従事者の社会的地位や信頼度の向上を図って、宇野氏は給与制度の改革に着手。経常利益の半分を社員へ還元するという大胆なシステムだ。

「社員たちが努力して利益を出したのですから、賞与はその数字に連動するべきだと考えました。毎月の損益計算書を全社員が見られるようにして、積み重なった利益の半分を賞与として戻します。20代の店長で、約150万円のボーナスです」

 期首に、この新システムの導入を発表した際は「たぶん誰も信用していないのでは」という状況だったのだとか。期末になり、実際に賞与を手にしてみると、社員たちの顔つきは一変。離職率も大幅にダウンした。

「約束を守ったんだからと、何でも言いやすくなりましたね。たとえば『光熱費を節約するように』といくら注意しても、自分たちに返ってこなければやらないのが普通でしょう。自分の利益になって戻る仕組みをつくったからこそ、実践できるようになりました」

宇野 辰雄さん

若者と共に働くことがやりがい

未来を担う人材の育成に尽力

 企業理念のような格好をつけるための単なるお題目は好まない宇野氏だが、このたび社員の行動指針として”新和の道”を作成した。約束を守れ・挨拶をしろ・謙虚であれ・時間を守れ・目標を持て・人を愛せ・挫折してもあきらめるなの7カ条だ。

「行動に迷ったとき、ここから外れていないかと自分で照らし合わせて考えられるよう、みんなに覚えてもらっています。どれも親が教えるような当たり前のことばかりですが、飲食業界の常識は世の中の非常識だったりしますからね(笑)。飲食のプロを目指そうとする前に、社会人としてのマナーを身につけてもらいたいと思います」

 この基準から大きく逸れたときには、自身が叱りつけることも。社員一人ひとりとの距離が驚くほど近い。

「現在、飲食の社員だけで65人。当然、全員の顔と名前と性格が頭に入っています。顔と名前が一致しなくなるまで人を増やしたり、大企業にすることには全く興味がありません。今、こうして若い人たちと一緒に仕事をできることが、一番の喜びなのですから」

 人を育てることが仕事の醍醐味であり、やりがい――宇野氏は何よりも人材の育成に力を注いでいる。

「日本の将来を担う若者が成長しなければ、この国は沈没するのではと危惧しています。戦後の焼け野原から経済大国にまで成長を遂げた国が衰退していくのは見たくない。未来を託せる人材を輩出したいと考えています」

 そのためにも、飲食業における労働環境の刷新は不可欠。宇野氏が行った給与システムの変革は、業界全体に大きなインパクトを与えるに違いない。

「人は自分自身が幸せでなければ、他の人を幸せにしようとは思わないもの。長時間労働で給料も安いという状況で、お客様を幸せにできるはずがありません。社員が満足できる労働環境をつくれば、お客様をもっと幸せにしたくなり、お客様もその対応に満足なさいます。そして、また足を運んでくださるでしょう。このサイクルを止めてはいけないと考えています。今の給与システムを継続していくことが重要です。5年、10年と続けるうちに、ならって追従する会社も増えてくるかもしれません。飲食業界の起爆剤となって、新しい風を起こしたいですね」

shop.jpg【取材店舗】グリルド エイジング・ビーフ TOKYO 新宿3丁目店

株式会社 新和
─ 店舗情報 ─

グリルド エイジング・ビーフ TOKYO 新宿3丁目店

新宿区新宿3-5-4 レインボービレッジビル6F

電話:03-6273-2958

エイジング・ビーフ 西日暮里本店

荒川区西日暮里5-13-11 第3イトービルB1F

電話:03-5615-3388

グリルド エイジング・ビーフ 飯田橋本店

新宿区揚場町2-1 軽子坂MNビル

電話:03-5579-8861

エイジング・ビーフ 大宮店

さいたま市大宮区桜木町2-8-3 阪デンタルビル1F

電話:048-871-6932

グリルド エイジング・ビーフ 横浜店

横浜市神奈川区鶴屋町2-15 CRANE YOKOHAMA 6F

電話:045-548-6510

エイジング・ビーフ ワテラス店

千代田区神田淡路町2-105 ワテラスアネックス2F

電話:03-6206-4501

グリルド エイジング・ビーフ&デリカテッセン 淡路町店

千代田区神田司町2-10 安和司町ビル1F

電話:03-3525-8878

エイジング・ビーフ 歌舞伎町店

新宿区歌舞伎町1-23-15 SUZUYAビルディング8F

電話:03-6273-8981

現在10店舗展開中

HP:http://www.shinwa3.co.jp/

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文:西田 知子 写真:yama

2016年12月15日 掲載

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