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株式会社 ダイヤモンドダイニング

代表取締役社長 松村 厚久

遊びの中に仕事があり、仕事の中に遊びがある。

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松村 厚久 – Atsuhisa Matsumura –

1967年、高知県生まれ。ディスコ運営、日焼けサロン経営を経て、2001年「ヴァンパイアカフェ」でフードサービスに参入。2007年大阪証券取引所ヘラクレス市場(現ジャスダック)上場。2010年、100店舗100業態を達成。2014年、高知「よさこい祭り」出場、審査員特別賞受賞。2015年東京証券取引所市場第一部に上場。

スピーディに決断することが経営者の仕事。

 ダルタンボナパルトのジャケット姿で登場した松村氏。バーニーズNYのハットを粋に被り、ラブレスのシャツにはトムフォードの蝶ネクタイを合わせ、銀色に輝く足元はクリスチャンルブタンのシューズだった。

 「もっと遊べ、大人達!」──。挑発的ともいえるキャッチフレーズで立ち上げた「1967」。六本木の夜空を見上げるテラス席、超VIPが集うプライベートラウンジを有するこの店舗は、実は六本木再開発指定地域のため、2018年には契約が切れる期限付きの物件なのだ。

 しかし、松村氏はここに最高の大人のラウンジをつくろうと即決、契約書にサインした。この決断のスピードこそが、ダイヤモンドダイニング(以後DDと表記)を東証一部上場企業へと導いた経営手腕のひとつだろう。

「5年しか運営できないからこそ、伝説の店になりえる。そう判断したんです。判断のスピード? 経営者というのは、決断することが仕事なのです。三田にある本社のオフィスなんて、物件を見ずに契約しましたからね(笑)。不動産会社が驚いていましたよ。ただ、プライベートでは何も決断できないダメな男です。ランチ何を食べようか、いつまでも迷っているんです(笑)この靴も、迷いに迷って、今日これを履くことにしたんです」

 自分の誕生年である1967を店名に掲げ、わずか5年という限られた営業期間のために、同じ誕生年の仲間、株式会社 ゼットンの稲本健一氏と世界的な空間デザイナー森田恭通氏の協力を得て完成した空間。そこには夜な夜な大人たちが集い、松村氏の直感通り、日本で最もシャンパンが売れる伝説のラウンジとなりつつある。

 吸血鬼の館をコンセプトにした「ヴァンパイアカフェ」に始まり、さまざまなコンセプトレストランを生み出してきた。起業して10年で「100店舗100業態」の目標を達成。外食企業の大きな壁とされる売上高300億円限界説を、店舗の思い切った戦略的再構築によって突破は目前。今後の中期目標として「売上高1000億円」を掲げ、行動指針は「熱狂宣言」だ。自ら熱狂し、お客さまに熱狂的ファンになっていただける店づくりを展開し、世界一のエンターテインメント企業グループを目指している。

本気で勝ちにいく大リーガーでありつづける。

 「遊びの中に仕事があり、仕事の中に遊びがある」──。松村氏の座右の銘のひとつである。

 遊びひとつにも、全身全霊で取り組む。故郷である高知の「よさこい祭り」にも参加、県外のチームとして初めて「金賞」を受賞した。

「高知県に出店する意思はないのか、とよく質問されるんですね。でも、私たちが飲食店をオープンすることが必ずしも地元にとっていいことかどうか、という問題もあります。なので、よさこい祭りに参加することで少しでも故郷の活性化に微力ながら貢献できればと思ったわけです。きゃりーぱみゅぱみゅさんが所属するアソビシステムとコラボし、100人のチームを編成しました。女性社員たちが必死に練習した成果が賞にも結びつき、今後の仕事にも大きな自信となって生きてくるでしょう。スポーツ競技には参加する喜びもありますが、私たちはそれに加えて勝ちに行くという大リーグ並みのチームを目指しています。」

 こうした熱狂的チャレンジ精神は、本業でも大きな結果を出した。

 2014年、外食における三冠を達成したのだ。サービスの技術を競う「第9回S1サーバーグランプリ全国大会」優勝、高知の郷土料理を東京で広めたとして「第22回優良外食産業表彰 地産地消推進部門 農林水産大臣賞」を受賞、そしてクレンリネスの精度を問われる「東京都食品衛生自主管理認証制度」において外食業界初の「本部認証」を取得した。

「どれも嬉しいですね。S1サーバーグランプリへの参加は今年も続けています。2014年に『わらやき屋 六本木店』の店長(当時)が全国優勝。今年は当社グループから関東1名、関西1名の計2名が決勝大会に残っています。DDGサービスグランプリという社内コンテストも実施しています。私たちは日本のおもてなし文化を世界に向かって表現していくエンターテインメントグループでもありつづけます」

松村 厚久さん

権限委譲がイノベーションを生み出してきた。

 グループ企業全体で多業態約270店舗を展開しているDD社。各現場・本部共に経営者マインドを持った社員たちが個性を発揮しながら仕事に打ち込んでいる。そのモチベーションと成長を支えてきたのは創業時から強く推進してきた「権限委譲」という文化だ。

 人に任せ、余計な口出しはしない。もちろんそこには組織としてのチェック機能が働いている。ただ、松村氏は核となるコンセプトやキーワードを投げかけ、あとは徹底的に任せる。

 レストランを開業したばかりの、スタートアップ時代の会社経営者の多くは「目の届く範囲でビジネスを展開したい」と考えるのに対し、松村氏は「任せる」ことで人の成長を後押ししてきた。あるいは権限委譲により、多彩な才能たちが化学反応を起こし、さまざまなイノベーションも生まれてきた。

 しかしそういう指摘に、「だって、私ひとりで何もかも把握するなんて大変でしょう? 自分がラクしたいからです」と笑い飛ばす。

「私だけで何かを始めようとしても、私の脳が発想する範囲のものしか生まれません。でも、世界で活躍する飲食人、全く違う分野の才能、初めてコラボするブランドや企業などと新しい事業に取り組むことで、最大のイノベーションが生みだせるのです。それが今新戦略として進めているグーグル化構想です」

 完全子会社することなく、同じ価値感、方向性をもてる企業やアーティストと戦略的シナジーグループを形成していく。

 原宿の「カワイイ」文化を発信するアートディレクターの増田セバスチャン氏と「カワイイモンスターカフェ」をオープンさせ、フランスでミシュラン一つ星を外国人最年少で獲得した松嶋啓介シェフと「フレンチキスプロジェクト」を立ち上げ、異なるフレンチ業態を3店舗オープンさせた。

 また、ハワイでは海に浮かぶチャペルや、全米No.1ビーチでのウエディングなど、DD社ならではのエンターテインメント性を表現したウエディング事業もスタートしている。

 昨年、松村氏の半生を描いた本「熱狂宣言」が出版された。また、東証一部上場と出版を祝うパーティには外食企業に限らず各界から経営者たちが出席、その数650名だった──。難病をものともせずに「熱狂」を創造してきた松村氏に、何度もあたたかい拍手が送られた。

shop.jpg【取材店舗】1967

株式会社 ダイヤモンドダイニング
─ 店舗情報 ─

1967

東京都港区六本木5-10-25 EXけやき坂ビルL棟3F

電話:03-5786-1967

迷宮の国のアリス

東京都中央区銀座8-8-5 太陽ビル5F

電話:03-3574-6980

わらやき屋 新宿

東京都新宿区新宿3-15-11 アドホック新宿ビル8F

電話:03-5362-3137

九州 熱中屋 新宿野村ビルLIVE

東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビルB2F

電話:03-5909-7077

四万十川

東京都千代田区有楽町2-1-21 新幹線高架下1F

電話:03-3591-5202

ベルサイユの豚 池袋

東京都豊島区南池袋2-16-8 藤久ビル東3号館B1F

電話:03-3985-2192

現在約270店舗展開中

HP:http://www.diamond-dining.com/

「熱狂宣言」絶賛発売中!

(著者:小松成美 幻冬舎刊 ¥1500+税)

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文:高木正人 写真:ボクダ 茂

2016年02月04日 掲載

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