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株式会社 松尾トレーディング 代表取締役社長 中村 雅年さん求人・株式会社 松尾トレーディング 代表取締役社長 中村 雅年さん転職情報 グルメキャリー

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株式会社 松尾トレーディング

代表取締役社長 中村 雅年

サービスのプロとして、いかにお客様に
喜んでいただくかがレストランのすべてです。

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中村 雅年 – Masatoshi Nakamura –

1956年、大阪府生まれ。大学卒業後、飲食の仕事を4年間経験した後、転職。親会社である上野商会でアパレル関係の仕事に12年間従事する。2000年7月、上野にイタリアンレストラン「オッティモ・キッチン」を出店し、飲食業へ本格参入。2013年11月、代表取締役社長に就任。現在、オッティモグループとして首都圏に6店舗を展開。

一昨年、社長に就任 自ら動く経営者として現場に立つ

 一昨年、松尾トレーディングの代表取締役社長に就任した中村雅年氏は今もなお現場に立ち続けている。週5日は「オッティモ・キッチン ワテラス店」のホール、他の日はコック服を着て、厨房に立っているという。

「今日はスーツを着ていますが普段はこうじゃないんですよ。とにかく、つくるのが好きで、巣鴨店、横浜店ではキッチンでパスタをつくっています。あとはほぼこのワテラス店にいます。お客様の声を直接聞くことができますから。利益を求めてそうするのではなく、お客様の声を聞き、どう楽しんでもらおうかと考えるところに利益はついてくるものです。お客様に喜んでいただきたいという思いをどのように表現しようかと、常に考えています」

 人材育成の面でも、トップが現場に立ち続けることは大きな意味を持つにちがいない。オッティモグループは現在、首都圏6店舗を展開。アルバイトも含め従業員数は150人を数える。

「私は今、59才。若いスタッフには18才、19才の人もいます。向こうは年令差を感じるかもしれませんが、私のほうは一切ありません。たとえば『どんなテレビ見てるの?』とか気軽に質問をしたり、2、3回も会えば、仲良くなれる。それが現場に立つ楽しみなんです。ただ、ときには叱らなければならない場面もありますよね。そういう場合は『あなたなら、こうされたらどう感じますか?』と問いかけるように話せば、必ずわかってくれます」

 スタッフにただ指示を出すだけではない。「なぜしなければならないのか、してはいけないのかを説明しようと」、自ら動く経営者が中村氏である。

「自分が学んできたことをスタッフの方たちに”教える”のではなく、”伝える”作業をしています。実はもともとしゃべるのが苦手な人間なんですけれど、この商売だからこそ伝えなければならない。そうして相手を理解することが、今は楽しくなってきています」

お客様のニーズに応えるメニュー きめ細やかなサービスを提供

 松尾トレーディングは、ストリートで人気のセレクトショップを展開する上野商会を母体としている。中村氏自身も長年にわたって、アパレル関係の業務に携わってきた。M&Aにより事業を引き継ぎ、飲食業に進出。突然の方向転換となったわけだが、特別うろたえるようなことはなかったという。

「大学卒業後、串カツ店に就職し、その後もゴルフ場でコックをしていたので、4年間くらい飲食の経験がありました。実家が飲食店を経営していたこともあって、この道のほうがわかりやすく感じられました。今から考えると、アパレルのほうが大変でしたね」

 最初に立ち上げたのは「オッティモ・ラッテ」というイタリア語で”新鮮な牛乳”を意味するジェラート店。この「オッティモ」が後々まで店名に引き継がれていくのだが、当時は将来的にイタリアンレストランへ発展することになるとは想像もしなかったとか。

 本格参入は2007年、上野の親会社のすぐ近くに第1号店である「オッティモ・キッチン」をオープンする。

「その頃、流行っていたイタカジなどのファッションとも雰囲気的に合う、ジェラート店を出しており、整合性もあるということで、カジュアルなイタリアンにしました。本音を言うと、初めは社員食堂のようなイメージだったんですよ(笑)。みんながランチを食べられて、夜も楽しめたらいいじゃないかというのが当初の発想でした」

 まるでカフェのように気軽に楽しめるイタリアンといえば、今でこそそれほど珍しくはないが、当時としては画期的。ガラス張りのシャープな外観のインパクトもあってメディアに取りあげられ、飲食業界で「センセーショナルな店」としてたちまち評判になった。

 その勢いをもって、シーフードをメインにした「オッティモ・シーフードガーデン」を新宿に出店。以後、店のグレードを上げて、庭やテラスを設けるなど、よりゆったりとした雰囲気の店づくりを進めている。特徴的なのは、メニューの統一が行われていないこと。各店のシェフの個性を最大限に活かした料理が提供されている。

「マスで対応したほうが粗利はとれますが、なかなかハマらないんです。料理をつくるシェフが違うというのもありますが、お客様のニーズが全く違ってきます。結局、売れなければ利益は出ないのですから、お客様が求めるものをみんなでつくろうと考えました」

 さらにはきめ細やかなサービス、とりわけ料理を出すタイミングには気を遣っているという。こうしたお客様一人ひとりのニーズに応える心配りが多くの人々を惹きつけているのだろう。 「お客様をお待たせしては申し訳ないですし、料理が一度に重なってもいけない。こちらの考えで、料理をお出しするのは失礼です。もしも良いタイミングがわからないなら、『いつお出しすればよろしいですか』とうかがうよう、日頃からスタッフに言っています。サービスのプロとして、何をすればお客様に喜んでいただけるのか。それがレストランのすべてです」

中村 雅年さん

人を育てて出店という路線をとる そこで、求める人材とは

 オッティモグループが全店統一でアップするメニューが、ただひとつある。年2回開催する社内料理コンテストで、1位に輝いた一皿だ。

「チーフより下のスタッフが、素材や調理法などを研究してつくります。それを見た目や原価率まで含めて選考し、最後はホールのスタッフも一緒に実際に食べて採点します。皆、とても楽しそうに取り組んでくれています」

 今後の方向性を探るなか、課題として浮上してきた人材教育と人事評価の一環でもある。

「この会社を引き継いでいってもらうために、どの路線をとるべきか。店の数を増やすのか、内容を濃くするのか。昔と違って、出店すれば儲かるというような時代ではありません。それなら、内容を充実させなければならないでしょう。今は、まず人を育ててから出店という方向で考えています」

 そこで、求める人材とは? 「こういう人でなければ勤まらないし、こういう人としか一緒に仕事をしたくない」とまで言い切る。答えは明快だ。

「心の底から、この仕事をしたいと思っている人」

 思い描く人材像は、中村氏自身とぴたりと重なる。飲食の仕事をこよなく愛する人たちにこそ、松尾トレーディングの未来は託されていくのだろう。

「お客様でいっぱいのレストランの風景が好きなんです。お皿やカトラリーの音、話し声など、雑多な物音を聞いていると、いいなあと感じる。この仕事が自分に合っているんだなと実感できます。お客様がたくさんいらして、『美味しいよ』と言ってくださる。私たちの仕事の喜びは結局、そこにしかありません。そうした日々の繰り返しのなかから、後継となる人たちが育っていってくれるのだと思っています」

shop.jpg【取材店舗】オッティモ・キッチン ワテラス店

株式会社 松尾トレーディング
─ 店舗情報 ─

オッティモ・シーフードガーデン 新宿店

東京都新宿区新宿4-1-5 AVIREX 3F

電話:03-5363-4631

オッティモ・キッチン 巣鴨店

東京都豊島区巣鴨1-16-8 アトレヴィ巣鴨5F

電話:03-3917-5024

オッティモ ・シーフードガーデン 横浜ルミネ店

神奈川県横浜市西区高島2-16-1 6F

電話:045-453-0256

オッティモ・シーフードガーデン 上野の森さくらテラス店

東京都台東区上野公園1-54 上野の森さくらテラス3F

電話:03-6803-0701

オッティモ・キッチン ワテラス店

東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスアネックス3F

電話:03-3525-4261

オッティモ・キッチン ドゥエ パッシ

東京都中央区晴海1-8-16 晴海トリトン3F

電話:03-5144-8461

現在、6店舗展開中

HP:http://www.matsuo-trading.jp

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文:西田 知子 写真:yama

2015年04月02日 掲載

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