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株式会社 ケーズファクトリー

代表取締役 永山 清孝

「うちを選んでよかった」と後悔されない会社でありたい

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永山 清孝 – Kiyotaka Nagayama –

1970年、東京都生まれ。十代の頃からカフェバーで働く。二十代では本格的に飲食企業に入り、バーやイタリアンなどを経験。多店舗展開する外食企業では、1年で6店舗の店長職に抜擢されたり、16店舗をマネージメントするなど、多忙の日々を送ったことも。39才のとき、開業資金ゼロで創業。現在、居酒屋業態をメインに直営7店舗を展開中。

本部と現場がしっかりとコミュニケーションを取るということ

 1年で6店舗の店長に抜擢され、短期間でスタッフを育て、売り上げをつくってきた。一時期に16店舗を統括するエリアマネージャーを経験したこともある。担当エリアも広く、店長とのミーティングを終えるとすぐにクルマに乗り込み、30キロも離れた次の店へと向かう。毎日がナチュラルハイ、いつも睡眠不足。野球、陸上、ウィンドサーフィンを通して、学生時代に培った強靭な体力だけが永山氏を支えていた。企業人時代の永山氏は、そうやって飲食業の過酷な現実にどっぷりと浸かってきた。

「いじめかよと思うほど、仕事を丸投げされてきました(笑)。おかげさまで、理論や戦略、店や業態づくりのノウハウについて、深く学ぶことができたと思います。でも、いちばん感じたことは本部と現場がしっかりとコミュニケーションを取るということ。人を大事にするということでした」

 会社を立ち上げた後でも、永山氏は毎日のように現場に立つ。辛いことも楽しいことも、スタッフたちと分かち合いながら、しっかりとコミュニケーションを取り、社長である自分と現場との間に距離感が出ないように努めているのだ。

「39才で創業しましたが、そのときの開業資金はゼロ(笑)。前職でお世話になった社長から、将来的に店舗を買い取る約束で店に入り、必死に売り上げをつくって、約束どおり買い取ることになったときに、法人化したんですね。社長になった今、独立したいと思っているスタッフにこのときの体験を説明することにしています。俺なんて、開業資金ゼロでここまでやってこれたんだよって。やり方によっては資金がなくても、なんとかなることを証明できてよかったと思います」

 霜降り和牛を使ったジンギスカン、タコのしゃぶしゃぶといった素材の組み合わせの楽しさ。強炭酸でキレが違うハイボールタワーの導入、イタリアンバルとスペイン料理をコラボさせたような業態など、差別化をはかった看板メニューや新業態で、各エリアでファンを獲得。着実に店舗数を拡大中である。

理論と動物的な勘。ふたつをバランスよく使いながら

 企業人時代、多くの業態開発や店づくりの経験から、実践的に経営を学んできた永山氏。しかし、教科書どおり、経営論どおりに物事が進んでいくとは限らないという。むしろ、予定どおりに進むことの方が少ないらしい。

 その場合に、永山氏が取る方法は「動物的勘」を働かせることだ。

「物件を見るとき、出店をするとき、マーケティング調査をしても、机の上でパソコンや電卓を叩いたりしても、それだけでいい答えが得られるものではないんですよね。世の中、理論では測りきれないことの方が多い。じゃあ、そんなときどうするか。私の場合、勘を大切にしています。動物的な勘ですね」

 理論と勘をバランスよく使い分け、組織を引っ張る。それが、永山氏の経営スタイルだ。

「実は先日、以前お世話になった会社のブレーンと久々に会いましてね。私をはじめて店長に抜擢した理由はたいしてなかったんだよと言われてしまいました(笑)。あいつなら多分やってくれるだろう、ダメもとで任せてみるか、くらいの判断だったらしい。勘で決めたようなものですよね。でもその判断があったから、私はチャンスをもらえたわけです。今は逆の立場で、スタッフたちを信頼し、チャンスを与えるようにしているんですよ」

 店のコンセプトや仕事のおおまかな枠組みを決めたら、あとはスタッフにすべてを任せている。料理やドリンクといったメニューの内容、サービスのスタイル、オペレーション、業者との打ち合わせなど、スタッフたちが考え、実行する。

 独立を真剣に考えているスタッフにとっては、独立前のシミュレーションを行っているような状態になる。とても有意義で、貴重な体験だ。

「のれん分けのような会社の支援システムではなく、本当の独立をめざしてほしいんです。そのためには、企業人でいる時代にさまざまな経験を積んだ方がいいと思うんですよね」

永山 清孝さん

飲みニケーションでは、本音の聞き役にまわる

 永山氏は、現場に入り、スタッフと共に仕事をする。そして、営業後はスタッフを引き連れ、飲みに行くことが多い。

「アルコールが入って、はじめて本音で語れることもあると思うんですね。酔いが回るにつれて、スタッフから仕事上の不満や疑問点などを突きつけられる夜もあります。口論になることもありますよ。チームの和が乱れているなと感じたら、すぐに飲みに行くことにしています。人間的にクセのあるやつでも、ガマンして(笑)、3回くらいいっしょに飲むと、なんとなくその人間のよい部分も見えてくるものなんですよ。『そんなおもしろいキャラだったんだ。じゃあ、明日からサービスやってみる?』なんてこともある。ワイワイとしたノリの中で、新しい業態のアイデアがみんなから出てくることもあります。そうやって、言いたいことを言い合うとすっきりして、また翌日リセットした気分で仕事ができるのがいいですよね」

 そこには、社長とスタッフという上下の関係性ではなく、スタッフを家族のように慕い、愛情をそそぐ父親のような存在感がある。

 外食企業の中で、日々ナチュラルハイ、いつも睡眠不足、良くも悪くも飲食業の過酷な現実にどっぷりと浸かってきたからこそ、自分が経営者になった今、スタッフを大切にしたいと強く思っている。

 まもなく8店舗目のオープンを計画している中、永山氏がテーマにしていることが人事評価の仕組み化である。

「これまでも、公平に人を評価してきました。上司に好かれているだけで査定に響くなんておかしいですからね。そして、これからは組織としてますます公平かつ、公正にスタッフ一人ひとりを評価するようにしていきます。転職を考えるということは、今の組織に不満があるからだと思うんですね。でも、縁があってうちに入社してくれたわけですから、私としては〈うちを選んでよかった〉と後悔されない会社になれたらと思っているんです」

 その夜も現場に入る永山氏の姿があった。洗い場で楽しそうに皿を洗いながら、スタッフに語りかけていた。

「俺はね、洗い場に入るとね、頭の中でF1のテーマ曲が鳴り出すんだよ。で、ブワァーンと仕事のエンジンがかかる。そうすると、ほら、テンポよく皿が磨かれていくだろう? 洗い場って、おもしろいポジションなんだよ」

 その姿は、やはり社長というより、大家族の父親みたいな存在に見えるのだった。

shop.jpg【取材店舗】紅れや 池袋西口店

株式会社ケーズファクトリー
─ 店舗情報 ─

永山本店 秋葉原岩本町店

東京都千代田区神田岩本町1-13 秋葉原清新ビルB1F

電 話/03-3255-1109

永山本店 上野駅前店

東京都台東区上野6-14-7 岡埜栄泉ビル6F

電 話/03-5818-6244

紅れや 銀座コリドー店

東京都中央区銀座7-2 銀座コリドー107

電 話/03-5537-6444

永山本店 有楽町オーキッドスクエア店

東京都千代田区有楽町1-2-11 オーキッドスクエア2F

電 話/03-3503-6244

紅れや 池袋西口店

東京都豊島区西池袋1-38-3 b-toss池袋5F

電 話/03-3988-6244

イタリアンバル&タパス カルダノ

東京都渋谷区渋谷1-24-1 トラスティB1F

電 話/03-3499-6244

うおっしょい! お茶の水店

東京都千代田区神田駿河台2-3-1 パークノヴァお茶ノ水102

電 話/03-3219-6244

直営7店舗展開中

HP:http://www.k-s-factory.com/

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文:高木 正人 写真:ボクダ 茂

2013年08月22日 掲載

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