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お店はお客を選べるのか?求人・お店はお客を選べるのか?転職情報 グルメキャリー

飲食店専門弁護士 石崎冬貴のドタキャンされましたよね。

予約の無断キャンセル、理不尽なクレーム、器物破損等々…
お客との様々なトラブルに対し 「泣き寝入りする必要はない」
「お客と店は平等」を掲げ、様々な依頼に取り組み続ける
飲食店専門弁護士の第一人者、石﨑冬貴の実録連載

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今回のご相談内容

お店はお客を選べるのか?

お店もお客を選べますが、アナウンスは必要です。


今回のテーマは「料理の食べ方はお客の自由なのか?」です。

ある芸能人が番組で「寿司はシャリを残してネタだけ食べる」と話し、物議を呼びました。お客からすると「どんな食べ方しようが客の自由でしょ!」という主張でしょうが、お店からすると、美味しく食べてもらえるようこだわって作った料理を目の前で好き勝手され、「美味しいの、不味いの」言われるのは気分の悪い話です。

食べ方を巡るトラブルは他に、「焼鳥の串を外す」、「天ぷらや、とんかつの衣をはがす」などがあり、専門店や、カウンターでお客と対面する業態に多いのが特徴です。

実際、『接待で用意した天ぷら屋で、先方が衣を外して食べたところ、店主が激怒し店を追い出され、気分を害した先方との商談が破談になった!責任を取れ!』というのがありました。

これは法的に整理するとどうなるでしょうか。

前提として、お客がお店を選べるように、お店もお客を選べます。食べ方のルールを守れるお客だけを入店させるのはお店の自由です。「ドレスコード」や「コースのみ」等と同じ考え方です。食べ方で言えば『指定した食べ方を守っていただけないお客様は退店していただきます。』といった張り紙があり、お客がそれを見て入店した場合、お店とお客との間には「そのルールに従って食事をする」という合意があったといえます。この場合、食べ方を守らないお客は退店してもらうことができるでしょう。

逆に言えば、合意がなければお客は従う理由がありません。通常、明確に食べ方をアナウンスすることはないでしょうから、その場で退店してもらうというのは難しいでしょう。

したがって、お店としてどうしても食べ方を指定したい場合には、ホームページに明記したり、予約・来店時に注意しておくことが必要となります。

先程の話に戻りますが、『店を追い出された客が店に対して何か請求できるのか?』というと、難しい問題があります。約束していた食事ができなかったわけですから、店側の「債務不履行」ともいえますが、損害賠償となると「何が損害か」を確定しなければなりません。接待や会合は店よりも相手が重要となる場合が多いですから、店を変えたとしても成立し、実際の損害はほとんどないともいえます。もちろん、すぐに代わりの店が見つからない場所であったり、その店でなければならない明確な理由があれば、損害が認められる可能性もあります。

2020年06月18日 掲載

>>前回までのご相談内容

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石﨑先生

飲食店専門弁護士 石﨑 冬貴 Ishizaki Fuyuki

1984年生まれ。東京都出身。神奈川県弁護士会所属。東京弁護士会食品安全関係法部会所属。
一般社団法人フードビジネスロイヤーズ協会代表理事。日本料飲外国人雇用協会理事。
賃貸借契約から、労務問題、風評被害、漏水まで、飲食店の法務を専門的に取り扱う弁護士の第一人者。

弁護士法人 横浜パートナー法律事務所〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通7 合人社横浜日本大通7ビル8F

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