
PROFILE
Naoya Yamamoto
1981年、千葉県生まれ。高校時代のアルバイトから飲食業に興味をもつ。和食店、居酒屋、とんかつチェーンでは新店のオープニングから携わる。2004年、株式会社ミキインターナショナルに就職。「バラババオ」ブランドでサービスに貢献。入社5年で副支配人に。
2014年11月掲載
ヴェネツィアらしさを体感していただく為のサービス。
エントランスにいきなり重厚なカウンター。モッツァレラチーズ、トマト、野菜のマリネなど、色とりどりの前菜が並び、イタリアワインを立ち飲みできる空間となっている。
「これが正真正銘、ヴェネツィアのスタイルなんです」
イタリア人みたいに陽気な笑顔で山本氏は説明してくれた。
「カウンターでワイン飲みながら人と待ち合わせして、奥のテーブルスペースでゆったりと食事したり。食事の後に、カウンターでチーズとワインをもう一杯楽しんだり。自由に使ってもらうのがヴェネツィアスタイルなんです。研修で現地ヴェネツィアのレストランに行ったとき、カウンターで一杯だけワインを飲んで帰る粋なおじいさんがいて、とても素敵だなぁと思いました。お店も地域密着型で、すばらしい食文化だなぁと。サービスをやってきた自分としても、刺激を受けました」
インテリアも、エスプレッソマシンも、額縁のアートも、すべてヴェネツィアから輸入してきたもの。イタリア商工会議所からも認定された本場そのものの空間で、山本氏はカジュアルなサービスを目指している。
「ウェイティング中のお客さまに、ショッピングのお帰りですか、とお声かけしたり、ワインをちょっとサービスしたりして、少しでもなごんでいただけるようにしています。ここは銀座ですけど、一歩お店に入られたら、ここはイタリアのヴェネツィア地方で、私たちはイタリア人以上の笑顔で料理をつくり、サービスすることをめざしているんですよ」
イタリア人スタッフもいて、イタリアからのお客さまも多い。チャオ!なんて挨拶も、ここではわざとらしくない。
「実は、人見知りする性格なんですけどね(笑)。でも、仕事場に着くと、スイッチが入って気持ちがパッと変わります。もしかしたらイタリアの血が流れているのかもしれませんね(笑)」

- BARABABAO(バラババオ)
- 住所:東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス9F
- 電話:03-3535-7722
- 時間:ランチ 月~金 11:30~15:30(L.O.14:30)
ディナー 月~金 17:30~23:00(L.O.21:30)
土・日・祝 11:30~23:00(L.O.21:30) - 休日:年中無休
- 交通:地下鉄有楽町線「銀座一丁目駅」より徒歩1分
文:高木 正人 写真:ボクダ 茂
2014年11月20日 掲載
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