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独立希望者必見!個人店オーナーからの熱いメッセージ

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株式会社 まんてん

代表 阿部 亮

期限付きの夢を持てば必ず叶えられる

阿部 亮(Makoto Abe)

1974年、東京都生まれ。大学卒業後、東京トヨペット㈱に入社し、営業を担当。3年後、楽コーポレーションに入社するも半年で挫折し、東京海上日動の代理店勤務に。その後、オーストラリア滞在を経て、2002年、い志井グループへ。「日本再生酒場」立ち上げ等に携わる。2005年、中目黒に「まんてん」1号店をオープン。現在、4店舗を運営する。


2020年4月掲載

新鮮さが自慢のホルモン焼肉店 代表自ら腕を振るってファン獲得

 中目黒の高架下には、さまざまなジャンルの個性豊かな飲食店が軒を連ねる。昨年11月、その注目のグルメスポットに「炭火焼きホルモン まんてん」の4号店が新しく仲間入りした。新店舗を盛り立てようと、代表の阿部氏は連日、自ら厨房に入り、腕を振るっている。
「毎日、新鮮なホルモンを仕入れているので、ネタの良さが当店の自慢。存分に楽しんでいただけるよう、みんなで雰囲気づくりにも取り組んでいます。こんなにたくさんのお店がある中で選んでいただいているのですから、気分よく過ごしてもらいたいですよね。たまたま、初めて来られた方にも『美味しいですか?』とお声がけします。『まずい』と答える人はあまりいませんよね。お客様自身に『美味しいです』と声にしていただくことが大事です」

 なるほど、笑顔でそう問いかけられると「美味しい!」とついつい元気よく答えてしまいそうだ。記憶にもしっかりと刻まれ、いつの間にか、すっかり店のファンになっているような気がする。同じ中目黒の1号店に始まり、代々木、新宿と店舗拡大してきた秘けつもそんなところにあるのかもしれない。
「4店舗ともなると、いろいろな打ち合わせなど社長業が増えてきましたが、やはり現場が好きなんです。もちろん、人間なのでたまには引きこもっていたいときもありますが、お店に来てみると楽しくなってくる。『今日は8時に上がる』とスタッフに知らせていたのに、結局、最後までいちゃったりするんですよね(笑)」

 人が好き、人との出会いが何よりの喜びという阿部氏。お客様からの支持も厚い。多くの人々を惹きつける不思議なオーラを放っている。
「『新宿の店にいてほしい』『代々木にもいてほしい』とみなさんからよく言われています。先日も、『阿部さんがいないから、中目まで来たよ』とお客様がいらっしゃいました。自分は1人しかいないのに、パーマンのコピーロボットが一体300万円くらいだったら買いたいくらい。本当に売れっ子なんです(笑)」

空のような大きな人間になろうと
一度挫折した飲食の世界へ再挑戦

 もともと、阿部氏は東京トヨペットの腕利きの営業マン。飲食未経験から、この業界に思い切って転身したのは「社長になりたい!」という想いを募らせてのことだった。 「最初はベンツを買いたい、女の子にモテたい、そんな単純な動機です。どうせ始めるなら自分の好きなことをやろうと考えて、お酒を飲んで遊ぶことだと思いついたのです。居酒屋を仕事にしようと決めました」

 いつも通っていた居酒屋の店主に紹介されて、入社したのが楽コーポレーション。ところが、たった半年でリタイアしてしまう。
「それまでカップラーメンしか作ったことがないのに、一番下っ端なので賄い担当に。みんなが美味しいと言ってくれたメニューは封印して、同じものを出してはいけないというルールで、賄いづくりが嫌でたまりませんでした。今になって考えれば、料理のイロハをそのときにつかんでいるんですけれどね」

 保険会社に入社してサラリーマン生活に戻り、半年間は勤めたものの結局、退職。その後、阿部氏は思いがけない行動に出る。
「トイレに貼った世界地図を眺めているうちに、ここに行けば何かが見つかるのではないかと思ったのです」

 オーストラリア・エアーズロックへ自分探しの旅――1ヶ月をかけてレンタカーで各地を巡り、ようやく目的地にたどり着いた。
「パンツ一丁で横になると、青空が広がっていました。空を見ていると、ベンツなんてどうでもいい、仕事をできることが幸せなんだ、空のような大きな人間になろうと思いました」

 気づきを得て帰国した後、再び飲食の世界へ舞い戻る。い志井グループの「新宿ホルモン」では売上を伸ばし続け、立ち飲みブームの起点となった「日本再生酒場」の立ち上げにも携わった。”カリスマ店長”と呼ばれるまでになり、長く慰留を受けながら、阿部氏がついに独立を果たしたのは2005年のことだった。
「10月オープンなので11月、12月は”おめでとう景気”で乗り切りましたが、1月、2月はさっぱり。ただ、運がいいことに3月の終わりになると中目黒には桜があった。お花見の人で盛り上がり、売上がいきなりポンと上がりました。そこで、この忙しさを絶対保たなければいけないと頑張りました。営業が終わった後も1人だけ残って、朝の6時、7時まで仕込みをしていました。子どもが幼稚園に行く前に顔だけは見ようと家に帰って、2時間くらい集中して眠ってまた店に。あの頃は、そんな毎日でした。店を始めるのは大変だけれど、立ち上げたらあとはとにかく続けること。継続は力なりです」

阿部氏が考える代表としての心得

阿部氏が考える代表としての心得

01 感謝の気持ち

02 素直な心

03 日々の反省

お客様も従業員も業者さんも自分と関わる人を幸せにしたい

 今年の目標は年商2億5000万円。阿部氏の目指すべきゴールは明確になっている。
「自分と関わる人、みんなを幸せにすることです。お客様も従業員も業者のみなさんにも、幸せになってもらいたいと思っています」

 今後の出店計画は「みんなの頑張り次第」。とくにスタッフに対しては、「稼げる人間になってもらいたい」と期待をかけている。
「お金がすべてではないですが、お金を稼ぐのはとても大切なこと。社長だから稼げるのではなく、二番手、三番手を”1000万プレーヤー”に育て上げたいですね」

 それを実現するために阿部氏が常日頃、スタッフに伝えているポイントは3つ。今回の誌面に”代表の心得”として挙げているので読者のみなさんもぜひチェックしてもらいたい。
「感謝の気持ち・素直な心・日々の反省は全部つながっています。この3つを実践すればいいだけ。そして、いつまでに何をするという自分の年表をつくることです。いつ結婚して、いつフェラーリを買うとか、何でもいいので書き出しておきましょう。いつまでにという期限付きの夢を持てば、そのためにお金を貯めようとか、情報を集めようとか、頑張れる。必ず夢を叶えられます」

中目黒 炭火焼きホルモン まんてん 高架下

住 所:東京都目黒区上目黒3-5-26

電 話:03-3793-4129

時 間:【平 日】16:00~00:00 (L.O.23:30)
【土日祝】13:00~00:00 (L.O.23:30)

定休日:不定休

交 通:各線「中目黒駅」より徒歩3分

URL:https://horumon-manten.jp/

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文:西田 知子 写真:ボクダ 茂

2020年04月02日 掲載

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